このブログを始めてからちょうど1年になりました。
運用実績も1年間のデータが貯まりましたので、今回は毎月恒例の運用実績の報告に加え、投資戦略に従い1年間運用してみた結果も公開します。
毎月運用実績を公開していますので、下記のデータをもとに気になる月を見に行くのもいいと思います。
投資方針のおさらい
投資戦略宣言2020に従い、年末までに投資アロケーションを下記割合にすべく、投資資金の2021年の毎月積み立て金額とポートフォリオを決定しました。
長期投資の運用実績
1年前の長期投資
今月の長期投資
年間運用実績
投資額は基本毎月積み立て金額とポートフォリオに従い設定しています。ただ、今月もコモディティの金をはじめとする貴金属系が暴落、積立のタイミングを失い、ついつい12万円を買い損ねたように、計画通りに投資できなかった分があります。それでも1年間を継続投資した結果は下記のとおりです。
- 年間投資額:+507万円
- 年間評価額:+587万円
- 年間利益額:+80万円
- 年間利益率:15.9%
1年間で80万円の含み益が出ました。そのほとんどは株式・投信セクターでした。人によっては株式に全投入してもっと利益が出せたのかもしれません。コモディティや債券に資金を投入することは資金効率が悪かったのかもしれません。
しかしながら相場はなにが起きるかわかりません。ともがいはプロでもなく、相場を念入りに分析するのも難しいので、単純明快な投資戦略に従い、時間をかけずに年間平均利回り5%程度を目指すようにしたいので、バランスを重んじた投資戦略にしました。
なによりも投資戦略を制定しそれを守って、コツコツと入金を続け、その結果が如実に出ていることに驚いています。
投資アロケーション
投資戦略での大きな目標としては、下記投資アロケーションの割合に到達することでした。
株式・投信(55%)、コモディティ(20%)、現金・国債(10%)、短期(15%)。
その結果、現状は
株式・投信(59%)、コモディティ(15%)、現金・国債(8%)、短期(17%)です。年末に向けて理想のアロケーションに近づけることが目標です。
来年は投資アロケーションに従い、規律性をもってローテーションしていくスタイルにして、資産運用マシーンを作り上げるのが理想です。
以下は9月としての通常報告となります。
ローテーション完了
先月からローテーションのルールに従い、投資効果がより良い、ニッセイ外国株式、先進国、米国株式に一部ローテーションすること。ただローテーションした矢先に暴落があったので、効果がいまいちですが、しばらく様子見です。
詳しくは次に各セクター別で見ていきましょう。
株式・投信
利益率は20.3%、前月比2.6%の減少でした。
ローテーションでは、これまでパフォーマンスの良いニッセイ外国株式と楽天全世界に振り分けてましたが(詳細上記色付きの銘柄)、今月は全世界下落しており、先月比利益率は各銘柄がほとんどマイナスでした。ひとみプラスは健闘していましたね。日本株の時代が来たのでしょうか。
コモディティ
利益率2.9%、前月比1.1%の減少でした。
コモディティは先月に引き続き貴金属が下がり、農作物や原油が乱降下していますので、投資規模を一時的に少なくして、投資のタイミングを後ろ倒しながら調整したことにより毎月18万円の予定が6万円程度となりました。引き続きタイミングを見て、年末に向けて余った資金を投入したいと思います。
現金・国債
利益率₋0.1%、前月比0.8%の減少でした。
現金・債権関係はこんなものです。暴落があっても大きくぶれないので安心です。
安全資産としてこれらの銘柄にした理由は下記記事をご覧ください。基本的には株式暴落時に下支えする銘柄にしました。日本の銀行よりは配当も出ますので、持っていて大きな損にはなりません。
前月からの推移
残念ながら利益率は下降中、利益額も微減しました。何に投資してもうまくいかないタイミングなのでここは耐え忍び、引き続き積み立て投資していければと考えています。
短期投資の運用実績
前月の短期投資
今月の短期投資
2つの銘柄とも配当利回り6%であり、単価が購入時よりも6%下がったとき以外は売ることはありません。今月は回復し、絶好調でした。ひとみプラスでも触れましたが、日本株の時代かなー。
ただ、来年にはこの分を長期投資へ切り替え、機動力のある短期投資での軍資金枠を確保していこうかと考えています。
資金総額推移
この一年間で総資産が3940万円から5098万円に、1158万円増加しました。
給与所得の増加分は約740万円ほどでしたので、そのほか約420万円の内訳は下記の通りです。
- 長期投資 80万円
- 短期投資 79万円
- メキシコペソ 189万円(スワップ含む)
- 確定拠出年金 62万円
この1年間はコロナ後だったので、株価が基本上昇トレンドであり、メキシコペソも大幅に値を戻したことから、1年間で大きく資産が増やすことができました。
短期投資も今年買った銘柄だけでなく、昔から持っている銘柄(自社株もあるので公開できませんが)も含め上昇しました。
ただ、コロナ直後のメキシコペソはかなり安く、2020年前半は100万円単位の含み損だったように、悪い時も有れば良い時もあるというだけです。
そして、最近停滞しているようにまた悪い時になりそうなので、予想できない以上、どんな時も淡々と積立をしていくのが賢明な選択かもしれません。
まとめ
ブログを開設して、1年間はあっという間でした。たった1年間の資産運用の効果も目を見張るものでした。
年末に向けてあと数ヶ月ありますので、投資戦略をまず全うし、来年に向けての投資戦略も練っていきたいと思います。今月は週で−5%下がったら買いという投資戦略も知りました。これはなかなか強烈です。最近は株式暴落が騒がれていますので、条件がそろったらやってみようと考えています。
みなさんもなにかアドバイスやいい戦略があったらコメントやシェアいただけると嬉しいです。
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