日本のメガバンクの銀行金利は0.001%です。
つまり、1億円を1年間日本の銀行に貯金しても1000円しか利息がありません。
メガバンク銀行に大金を預けても、振り込みから引き出しまで手数料がかかりますし、効率が悪すぎて損な気分しかしません。
ともがいは日本のそんな低金利を逆に利用したFXのスワップ投資として、年間40万円の収益を得ています。
特に今はメキシコペソは狙い目だと思いますので、ご紹介したいと思います。
なお、0.001%の銀行預金よりはずっとリスクはありますので、投資は自己責任と理解した上で参考にしてください。
FXスワップとは
スワップとは、2つの異なる通貨を交換するときに、両国の金利差調整分のことをいい、
高金利の国の通貨を買って低金利の国の通貨を売った場合に、
その金利差分をスワップとして受け取ることができるというものです。
例えば、日本は2020年11月現在、政策金利はマイナス金利で-0.1%です。
これに対して、メキシコは4.25%です。
この金利差(4.35%)がスワップであり、
日本円でメキシコペソを買うと金利差、つまりスワップをもらえます。
本来FXは為替差損で儲けていると思われていますが、
スワップは買って保有しているだけで利益として期待できます。
二度美味しいとはこのことでしょう。
さて、お気づきだと思いますが、今コロナ影響もあり、メキシコの金利はかなり下がりましたがそれでも4.35% 日本の0.001%の4,350倍です!
スワップは毎日口座に入金されますので、預けたら長期保有で放置すればいいのです。
ただ、そんなにうまい話にリスクはないのでしょうか?
リスクのない投資はありません。
つぎにスワップ投資のリスクも認識しておきましょう。
スワップ投資のリスク
スワップ投資の最大リスクは
買った後、為替レートが下がり続け、
為替評価損>スワップ益となることです。
例えば、毎年40万円のスワップ益があっても、保有している通貨の価値が1000万円から500万円になっていたら大損ということです。
その国自体がデフォルトしたり、何かの原因でその国の通貨の価値がなくなったり、大きく毀損することがリスクになります。
もう一つのリスクは、政府金利が下がり続け、日本との金利差がなくなるもしくは逆転するものです。
実際に、今回のコロナショックで、世界各国の政策金利は大きく下がりました。このようなリスクは今後もあることでしょう。
上記のリスクを認識したうえで、投資を続けることが大切だと思います。
ただ、為替損益は波であり、下がったり上がったりします。
スワップは保有し続けることにより、利益が積み重ねることになり、リスクが逓減化します。
また、通貨の価値がなくなるのもほとんど例がありません。
信用度の高い通貨を選ぶことによりリスクヘッジできます。
なぜメキシコペソか
スワップ投資のリスクを認識したところで、ともがいがなぜメキシコペソに投資するのか、その理由を見てみたいと思います。
世界にはいろんな通貨があり、高金利なのはメキシコペソばかりではありません。
他にはトルコリラ、南アフリカランドも高金利通貨です。
そのなかでなぜメキシコペソを選んだのでしょうか。
高信用度&安定成長
メキシコの国としての信用度は日本に及びませんが、Bクラス、新興国として、ダントツで高い格付けであり、他の高金利通貨よりも圧倒的にデフォルトの可能性が低いです。
また、インフレ率も低く、数十年にわたり為替は5-8円/ペソで推移しており、通貨としても安定しています。
毎年人口が増え、GDPも毎年伸びており、安定した新興国であり、成長も見込めます。
史上最安レベルの為替レート
コロナ影響もあり、2020年4月の4.2円/ペソが史上最安値です。
つまり今がメキシコペソの最安レベルです。
コロナ影響が収束したら、為替レートが回復する可能性が高く、その際には為替益も期待できると考えています。
低リスクで長期運用が可能
FXは少ない資金で運用できて、レバレッジという信用取引です。
ただ、レバレッジが1倍ですと、リスクはほとんどありません。
買った通貨がデフォルトしない限り価値を持ち続けます。
逆にレバレッジが25倍ですと、少し為替レートが動いただけで、証拠金が足りなくなり、強制的に決済させられて、取引が終了させられます。(ロスカット)
お金が無くなってゲームオーバーみたいなものです。
メキシコペソはレバレッジを2倍くらいにコントロールすれば、為替レートが3円/ペソになってもロスカットされません。
史上最安値よりもずっと安全圏にロスカットレートを維持することにより、ゲームオーバーさせられずに、その間ずっとスワップを稼げることができます。
期待利益
ともがいは現在700万の余剰資金を投入して、毎年40万円のスワップを期待できます。
利率は5.7%であり、レバレッジは1.8倍、ロスカットは2.7円/ペソと完全に安全圏です。
得られたスワップは再投資しますので、12年間で700万円をスワップで得られます。(72の法則)
つまり、12年間にわたりメキシコペソのレートが2.7円/ペソを下回らなければ、
12年後には元本分のスワップはたまり、
元が取れます。
そのあとは為替がどう動いても、メキシコペソという通貨がある以上、保有している限り、不労所得を生み続ける資産となります。
実際には為替が安値を更新するたびに購入し、長期保有して為替が上がったら割高のポジション分だけ決済すれば、さらに利益が期待できます。
特に今は数十年に一回の最安レベルと考えれば、今後が楽しみです。
また、コロナ前のメキシコの政策金利は7.25%でした。
スワップもほぼ倍でしたので、そこに戻る可能性も長期投資なら十分にあります。
留意点
ここで、メキシコペソのスワップ投資の留意点を下記の通り整理します。
- 余剰資金であること。
- レバレッジは2倍程度とすること。
- FX会社は厳選すること。
ロスカットしなければ、半永久的にスワップが入ります。
レバレッジを低くして、為替レートで一喜一憂せずに投資続けられるようにするのが大切です。
どのFX会社がいいか
FX会社によってスワップポイントが結構違います。
どのFX会社がいいか、ネットで調べてみたら、たくさん比較が出ていると思います。
FX会社選びには長期的な目線で評価した方がいいでしょう。
これから始める方は是非よく調べてみてください。オススメは下記の3社です。
1.みんなのFX
入会キャンペーンがいつもいい感じで、トモガイもここです。特徴は上乗せキャンペーンがあり、その場合はダントツでスワップレートが最強です。
2. LIGHT FX
ここは↑のみんなのFXと同じトレーダーズ証券ですが、キャンペーンなしでいつもスワップレートがいいのが特徴です。
3.セントラル
ここは安定してスワップレートがいいイメージです。何せ長期ですので、この辺を押さえておいた方がいいと思います。
ともがいは当時みんなのFXを選びました。スワップレートは各社がタイミングによって違います。今ならLIGHT FXを選ぶかもしれません。
スワップレートの推移が長期的に高いところを選ぶようにしたらいいでしょう。
まとめ
ともがいは700万円を投入していますが、コロナ前の去年から買っていて、平均約定価格は5.4円/ペソです。
冒頭の口座情報の画像のように、為替損益はまだマイナスです。
ただ、レバレッジは1.8倍であり、不安はありません。
リスクをもう少し負える方であれば、700万円ではなく、半分の350万円にしても、現在のレートであれば最安値以下の4.15円/ペソがロスカットレートです。
つまり、700万円もあれば年間でともがいの倍の80万円、いいFX会社に巡り会えれば、年間100万円を超えるスワップで稼ぐことができてしまうのです。
その金利はなんと11.4%
ただ、こればかりはコロナで予想がつきません。
ともがいはレバレッジ倍率を現在のままにしています。
何せ日本の銀行に入れてもほとんど金利がありませんので。。。
決められたレバレッジ2倍ルールを守り、
リスクを限定しながら、毎年スワップをもらっていけたらと思います。
また、定期的に運用状況でメキシコペソ分の報告をシェアしますので参考にしてください。
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