運用実績についてブログ更新します。
世界株式は8月初め、軟調な米経済指標の発表が相次ぎ、米景気後退懸念が高まったことなどから、 大幅に下落しました。しかし、その後、米景気後退懸念は行き過ぎとの見方が拡がったことなどから反発したのに続き、中旬には7月の米消費者物価指数が2021年以来の低い伸びとなったことなどを受け、 月初の水準にまで回復しました。さらに、下旬には、米FRB(連邦準備制度理事会)のパウエル議長がジャクソンホールでの講演で、9月の利下げの可能性を示唆したことなどを受け、上昇幅を拡げる展開となりました。なお、米国ではニューヨーク・ダウ工業株30種が最高値を更新しました。
(出典:日興マンスリーマーケット 2024年9月3日付け)
ともがいが投資している米国株、日本株、金、メキシコペソの指数関係は以下のとおりでした。
S&P500:+2.28%
日経:-1.16%
NY金先物:+2.21%
米ドル:-2.54%
メキシコペソ:-8.05%
投資方針のおさらい
投資戦略宣言2024に従い、毎月の投資額は平均30万円の予定です。配分は下記のとおりです。
長期投資の運用実績
先月の長期投資
今月の長期投資
株式・投信
投資合計額 約1,118万円
評価額 約1,687万円
利益合計額 約569万円
利益率 50.9%、前月比利益率4.7%減
冒頭の指数では米国株は2%くらいの上げでしたが、円高分が響き、前月比で下げています。米国株はまだ堅調ですが、先月に続き、評価損が拡大しました。このような下げでも無心で積立を継続していくのが、チャートを読まない積立投資の基本です。これまで爆益の恩恵を受けていたので、こんな時もあるっと割り切ってしまいましょう。
コモディティ
投資合計額 約399万円、
評価額 約555万円、
利益合計額 約155万円
利益率 39.0%、前月比利益率15.4%減
コモディティと仮想通貨は株式とのバランス役なので、株が暴落したからこちらは反騰すべきところですが、とくに仮想通貨が大幅に下げています。分散投資なので、株式が悪くなっても、下支えすることを期待して投資金額の2割をキープしています。
現金・国債
利益率7.9%、前月比4.1%増でした。
米国の利下げ観測により、米国債のEDVの利益が拡大しました。
米国の利下げが9月にされる報道もあることから、株安・円高のダブルパンチ、コモディティも冴えない中、EDVである程度、衝撃を吸収されることを期待しています。
これまでの推移
長期投資としては
投資額累計1,816万円
評価額累計2,564万円
利益総額748万円、利益率41.2%、前月比5.6%減
利益額が先月から90万円も減りました。7月と8月で合計200万円超の減少です。今年4月以来の利益額減少局面ですが、今回は円高も重なったこともあり、ブログをつけて以来、下げ率として過去一番です。
一年で見ると上のグラフですが、このブログをつけ始めた2020年9月から見ると下図のとおり、全体としては今回の減少も珍しいことではありません。
長期投資は右上がりの上昇基調であることは間違いありません。一時的には利益額が減ることがあっても、長期的にはさざ波程度であり、売らずに積立投資をし続けていれば、増加傾向が期待できますので、どんどん入金をしていきたいと思います。
短期投資の運用実績
今月の追加投資額 18万円
投資額累計258万円、評価額累計487万円
利益総額 229万円、利益率88.7%
日経も下げる中、利回りが良く、PBRが低いJFEホールディングスを追加購入。いまはまだ下がっていますが、利回りは5%を超えており、長期的には期待できるものと考えています。
三井住友とENEOSは2つの銘柄とも配当利回り6%であり、単価が購入時よりも6%下がったとき以外は売ることはありません。米国の高配当株も短期投資に切り替えました。配当もありますので、このままキープしています。
メキシコペソ
ともがいはメキシコペソでスワップ狙いの投資しています。原資の700万円を入れて以来追加入金はしておらず、今年は100万円を出金し、現在の原資は600万円です。
レバレッジが2倍を超えない程度のポジションを持ち、金利差であるスワップをコツコツ稼いでいます。詳しくは下記記事をご覧ください。
為替レートは8.05円⇨7.412円になりました。7月に1/3を利確しておいても為替の評価益の低下は凄い勢いです。
残りは170LOT分ありますので、
為替損益:384万円
スワップ:107万円
メキシコペソはそもそもスワップ狙いですが、スワップレートは24.1⇨22.1に低下。
日本も利上げをする予定であり、米国の利下げに従いメキシコも利下げすることになれば、メキシコペソと円の金利差も下がっていくと思われますが、タイミングを見てまたポジションを増やしてスワップを稼ごうかと考えています。
為替下がったらポジションを買い増し、カップから溢れ出るスワップを舐めたいと思います。
資金総額推移
今月の金融資産総額は9,007万円でした。
今月は円高、株安のダブルパンチでしたが、
1年前と比べると1,594万円も増えていました。
9月に入って株安円高基調も変わっておらず、しばらくは資産が減少する局面になると考えています。このような局面は過去から見ても定期的にありましたので、ブレずに投資戦略通りに続けて参ります。
まとめ
投資戦略宣言2024にある投資アロケーションを見ると、ほぼ目標の比率をキープしています。
投資アロケーションで目標比率に合わせることを目標にどんどんリバランス・ローテーションします。
ともがいの投資法はプロフィールでも触れた通り、高橋ダンさんの戦略を踏襲して実践しています。特に投資アロケーションの考え方ができたことで悩まずに投資できるようになりました。気になる方は以下の書籍を参考にしてください。
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