2024年GWに一家で憧れのクルージング旅行に行ってまいりました。5月に行ったのに、今頃の記事になってしまい、ご容赦ください。
クルージングはリッチな響きがしますが、実は欧米では庶民の楽しみとして浸透しており、近年、海外籍大型船の日本就航に伴い、手が届きやすい新しい旅行の形となっています。
MSCベリッシマは世界最大級の豪華客船と謳われ、搭乗客数は5000人を超えます。それで客単価も割安になり、特に家族連れにはおススメです。
この記事では一家(大人3名、子ども2名)の搭乗体験および気になる実際の支出、特に留意点をシェアいたします。これから子連れでクルージング旅行にトライする方の一助になると嬉しいです。
なぜMSCベリッシマなのか
MSCベリッシマにした最大の理由はズバリ
子どもが無料
子連れにとって、コスパが良かった点に尽きます。
MSCはカジュアル船クラスとして、以前は12歳未満まで無料でしたが、コロナ後には、18歳未満だったり、部屋のランクによっても違いますが、小学生なら無料特典が適応されます。これは嬉しいですよね。
他の船はそもそも富裕層向けだからか、子どもが無料にはならないのがほとんどであり、費用が倍します。
ともがいの場合は義理の親も一緒でしたので、大人3名、子ども2名の計5名で予約したのはこちらのスイートファミリーのお部屋。
総額約90万円でした。
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お風呂がついていて、お風呂の向かい側のベッドは2段ベッド、ソファーも広げればソファーベッドになる仕様です。
子どもは10歳と12歳で、クルージングでなければ飛行機やホテルが大人料金を適用される中、GWで7泊8日の旅が一人平均18万円未満となり、魅力的なコスパです。
クルージングはオールインクルーシブなので、GW期間に移動、ホテル、食費、エンタメ諸費用を含んで、家族全員でこの値段なら悪くないと思って出発の半年前から予約していました。
なお、アウレア特典とありますが、これは部屋のランクのようなもので、飛行機で言うとビジネスクラスみたいなものです。優先搭乗/下船、レストランは予約なしで案内できたり、子どもも18歳未満まで無料の特典がつきます。
部屋からの眺めは写真の通り、船尾の部屋で、船の軌跡も含めていつでも景色を一望できます。
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旅程と費用
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クルージングの日程は以下の通り。
4/29 横浜から出航
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4/30 神戸
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5/1 高知(ハプニングによって抜港)
5/2 終日クルーズ
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5/3 チェジュ島
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5/4 鹿児島
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5/5 終日クルーズ
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5/6 横浜まで帰港
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この日程の中で唯一行ったことがなかったのは高知だったのですが、残念ながら寄港することはありませんでした。
神戸から出航しようとしていた夜10時頃になぜか、フランス人の乗客がまさかの落水。船は動いていなかったので、すぐに助けられたのですが、この事件の取り調べなどにより、翌日はお昼まで神戸から動けず、高知に寄らずに直接出国手続きをして、チェジュ島に向かうことになりました。
上記の約90万円以外にかかった費用は
1.船上チップと国際観光税は乗船後まとめて請求されます。しかも米ドルで。。。
2.ドリンクパッケージは含まれておらず、お酒など飲むと追加費用です。、
3.寄港地でのオプションツアーや移動費。
こればかりは人それぞれですが、ともがいはお酒をあんまり飲まないし、寄港地でもツアーを申し込まず、交通費とちょっとしたお食事くらいで、上記3点を合わせても10万円くらいでした。
よって、GW7泊8日間でのクルージング旅行の総額は5名で100万円でした。
旅を通した留意点
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食べ放題、遊び放題で豪華のイメージがあるクルージング旅行。ともがい家もそれに憧れて家族で体験し、大いに楽しめました。楽しみ方はネット上に多くの情報がありますが、あえてこのではMSCクルージング旅行留意点をいくつかシェアします。
1.お水も有料?意外な追加料金項目
ブュッフェスタイルのレストランも、オーダー先のレストランでも基本食べ放題です。しかし、ブュッフェスタイルだとお水は無料ですが、オーダーの方ではなんとお水も有料です。オーダーレストランの方は高級感を味わえて、料理もブュッフェより美味しいですが、お水は無料と言う日本感覚とオールインクルーシブと思っているとびっくりします。
そのほかにも、以下のようなゲームコーナー、サーカス系のショーなど、特徴的な施設はやはり追加料金項目となりますので、要注意。
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2. 搭乗客員数が多すぎると色々と大変。
GWでしたので、満員でしたので、色々と混雑します。特に搭乗や寄港地での下船は数時間かかることもしばしば。また、レストランでも混雑すぎて、優雅な気分が台無しになる時もしばしば。オーダー式でも料理が出てくるのにかなり時間を要すとかもあるので、要注意。
また、無料のショーもいきなり予約が売り切れている場合があります。早めに予約しないと大変です。ちなみにともがいにとってこの無料のショーがとても良かったです。無料といえどもレベルがとても高かったので、必見です。
今度機会があれば、休みを調整して、GWなどのピーク時を避ければもっと楽しめると思います。
3. 欲張りすぎると本当に時間がなくて忙しい。
船上ではショー、アクティビティ、ヨガ、ダンスなどイベントが盛りだくさん。激烈混雑の中、食事をしていると予定に間に合わない場合もあります。ギリギリとなると船の中を走るしかないことも。。。これって思っていた優雅さと少し違うのではと言う違和感がありました。
寄港地でも時間制限をよくよく気にしておかないといけません。だから、欲張らずに、イベントは余裕を持って計画するといいでしょう。
4. クルージングだからこその揺れ影響
慣れの問題かもしれませんが、やはり船はゆっくりと揺れているのです。陸地に上がってもフラフラする感じがします。感じ方は人それぞれだと思いますが、ともがい妻はクルージングが終わった後の数日間もフラフラしていたようです。
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まとめ
さて、クルージングの楽しみ方は人それぞれ、利点は他でも紹介されていますので、ここでは、実際の部屋と費用のイメージ、さらには楽しむにあたっての留意点について書きましたがいかがでしたでしょうか。
ともがいは結構、慌ただしく、予定が詰まったクルージング旅行になってしまいましたが、もう一回行くのなら、内側キャビンに泊まって、せかせかせずに、ゆっくり構えて旅するのもいいと思います。
夫婦二人と子どもニ名なら、諸経費を全部合わせても最安で50万円レベルで楽しめるクルージング時代になりましたので、ぜひ一回は体験して見てください。
2024年は180万円の旅行予算をつけています。こんなに旅行できているのも、資産運用しているおかげです。資産運用と家計報告のブログも書いていますので、よかったら覗いてみてください。
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