2024年版 共働き4人世帯 海外移住費用シミュレーション オーストラリア編

雑記
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こんにちは!ともがいです。

お金をたくさん稼いでも何をしたいですか?

勉強して、いい大学に入り、いい企業に入ってなにをしたいですか?

「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」

ともがいは、稲盛和夫さんの言葉が好きです。(まとめにリンクを貼っておきます)

人生をまず楽観的に構想すると

  1. 多言語多文化が溢れる生活
  2. 自然豊かでゆったりとした生活リズム
  3. 子どもには高レベルな教育環境

が憧れです。自分の人生が楽しくなり、子どもにもいい経験をさせられます。

海外移住を実現させるために仕事をしてお金を貯め、運用して増やすのなら具体的な目標を立てやすいのではないでしょうか。

そこで悲観的に計画し、シミュレーションをしてみようと思います。

ネットに多く体験談がありますので、それを元に分析していきます。

第一回はマレーシアを特集しましたが、第ニ回はオーストラリア🇦🇺です。オーストラリアは出張で何回も訪れており、かなりの好印象。FIREできて、子どものことを考えなければ本当に住んでみたい国なので、念入りに調べてみました。

オーストラリアの基本情報

自然と都会が調和し、時差も近いオーストラリア

国土は769万㎡で日本の20倍くらい、

人口は2600万で日本の1/5、なんとマレーシアよりも少ない。

民族構成は欧州系92%、アジア系7%、先住民1%

通貨はオーストラリアドル、1A $=約95円(2023年7月現在)

日本からは3都市に直行便が就航しており、シドニーまで約9.5時間、ゴールドコーストまで約8.5時間、ケアンズまで約7時間。

物価が高いが、給料も高い、英語が共用語なので、キッズはインターに入れる必要もないのが特徴。

物価が高い点、生活費がすごいことになりそうですが、詳しく悲観的にシミュレーションしてみました。

生活費 (子ども2人の4人世帯)

家賃

まずどこに住むかですが、最大都市のシドニーと首都のキャンベラは家賃が高いですが、メルボルンと地方都市のブリスベンあたりは以下のサイトで相場を見てみました。

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市中心から車で30分くらいまでの範囲なら週500A$で4人世帯が住めそうです。

月2,000A$ですが、余裕を見て2,500A$、2023年現在の為替で24万円と想定します。

やはりという感じがしますが、東京都心クラスと考えればまだ予想の範囲内です

光熱費

参照元

2022年(1年間)の生活費、2023年の抱負
明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。今年も、毎年恒例の、昨年1年間の生活費を公表したいと思います。1か月分(平均)の出費1か月分(平均)の出費金額です。4人家族です。2018年(ドル)2019年(ドル) 20

参照元は4人世帯+メイドなので、これをベースで見ると毎月2.5万円で想定します。資源国ですが、結構高いですねー。

食費

上記参照元によると4人世帯で約13万円くらいですので、ここでも厳し目に15万円と想定します。

ちなみにこれはともがいの日本における出費レベルと同じくらいです。

通信&交通費

参照元を元にこれも多めに5万円と想定します。1万円は通信費、4万円は車の保険代からガソリン代です。

日用品

上記参照元より、1.5万円と想定します。

医療費

オーストラリアにも国民健康保険のような仕組みがありますが、国民と永住者のみが対象です。

ビザ取得の滞在の場合は短期滞在者向け医療保険「OVHC(Overseas Visitors Health Cover)」でカバーするほかありません。

下記で試算して見たところ、スタンダードコースで月375A$、厳し目に見て4万円とします。マレーシアの時もそうですが、医療費って思いのほかかかります。

Quick Quote

教育費

下記から公立中学校は留学生枠となり、年間で5,600A$子ども2名で110万円毎月10万円と考えればよさそうです。

【知らなかった!?外国籍の子どもでも小中学校は無償で通える日本!】オーストラリアと比較 | ことば生活
こんにちは、Aki です。 今回はタイトルにもあるとおり、日本では外国人の子どもが無償で公立小中学校に通えることについて覚え書きとしてまとめてみます。 市民権、または永住権をもたない外国人はオーストラリアの公立学校には無償では通えません。な

マレーシアではインターナショナルスクールで年間で一人180万円、2人の子供で年間360万と考えていたので、教育費の面ではかなりの節約となりそうです。

生活費合計

上記以外に交際費など諸費用として2万円をポケットとして持っておきたいです。

よって生活費の合計は月64万円でした!

日本での生活費の固定支出45万円ですので、おおよそではありますが日本の1.5倍です。

働かない場合

目標は大胆に!どうせなら働かずにってマレーシアのように試算したいのですが、やめときます。(笑)

マレーシアですら働いた方がいいという結果でしたので、オーストラリアは働く前提で考えます。

働く場合

まず、移住は下の子が中学校に上がるごろとしますと、3年後となります。

毎年500万円溜まっていきますので、そのごろの金融資産は9500 万円になっているはずです。

住宅ローンを返した場合、住宅ローン3,000万円引いて、金融資産は5500万円と想定し、

その4%の利回りをもらえる場合、年間200万円、毎月16.5万円

今の自宅は貸し出し、家賃利益毎月14万円

16.5万円+14万円で、合計して30.5万円です。あとは夫婦で34万円を稼げばいいです。

一方、どんな職にありつき、就労ビザを確保できるかはまだ定まっていませんが、オーストラリアの年収中央値は6.5万A$(615万円、月50万円)、パートだと3.5万A$(330万円、月27万円)とのことです。(下記サイト参照)

豪州の労働者、年収中央値は6.5万$に - NNA ASIA・オーストラリア・経済
オーストラリアの労働者全体の年間所得は、2022年に中央値が6万5,000豪ドル(約586万円)だったことが、豪政府統計局(ABS)の発表で分かった。時給の中央値……

夫婦のうちひとりでも中央値に届き、もしくは、夫婦でパートの場合でも、毎月の収入は上記の資産運用と日本側の家賃収入を合わせると、毎月80万円と達します。

支出は64万円ですので、これならやっていけそうです。さすがオーストラリア、物価も高いですが、賃金も高いです。

まとめ

海外移住については、不安がいっぱいだと思います。まずは自分でいろいろ調べて想像を膨らませ、そして、現地に行ってみることでリアルに検討できると思います。ともがいは海外移住を検討するにあたり、以下の書籍を参考にしましたので、リンクを張っておきます。

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今回のシミュレーションの結果、現地で働かずに移住するのは無理そうですが、

3年後はともがいもまだ40代前半の働き盛り、夫婦で高収入でなくとも、好きな仕事をして、自然豊かなオーストラリアの風を感じながら、子どもは現地公立校に入れられるのも良いかもしれません。

ただし、移住の初期費用、その時の家賃レベル、金融資産の運用状況によって変数がありますので、まだ皮算用レベルです。

移住する前にはやはり住んでみないといけないので、オーストラリアへの家族旅行もしました。ドタバタ旅行記はこちらをどうぞ!

現地の雰囲気を実際に感じ取って、移住に向けて家族会議でもしたいと思います。

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