2021年5月は株が下がりましたが、メキシコペソとコモディティの調子がいい月でした。詳しく見ていきましょう。
投資方針のおさらい
投資戦略宣言2020に従い、年末までに投資アロケーションを下記割合にすべく、投資資金の2021年の毎月積み立て金額とポートフォリオを決定しました。
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長期投資の運用実績
先月の長期投資
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今月の長期投資
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投資額は毎月積み立て金額とポートフォリオに従い設定しています。
ただ、先月はジュニアNISA口座のドル換金を忘れ、米国高配当株を5万円ほど買えませんでした。6月で調整するしかないですね。放置型投資が良いのですが、米国株は米ドルに換えるので忘れないようにしないと。。。。
全体としては今月は先月より評価額が約8万円の利益額が増えていますが、利益率は前月比ほぼ増減ありませんでした。
詳しくは次に各セクター別で見ていきましょう。
株式・投信
利益率は23.3%、前月比-0.7%増加でした。
先月は前月比利益率がマイナスになったのは新興国インデックスのみでしたが、今月は米国・先進国株が全般にマイナスに転じています。
1番の減少したのは先月に続きひふみぷらすでした。日本株式の影響が大きいのがひふみの特徴ですが、日本株に投資しているのはここだけですので、ローテーションせずに引き続き積立たいと考えています。
しかしながら、株式の伸びがついに止まりました。ワクチンが出回り、世界各国の金融緩和方針が転換し始めたので、金融引き締め策になるという予想により株式市場も冷え込みそうです。株が下がったら長期的には資金はコモディティに逃げるはずですので、先回りでコモディティに投資していきたいと思います。
コモディティ
利益率11.3%、前月比3%増加でした。
前月から復調の兆しがありましたが、金を筆頭にすごい伸びです。6月には調整が入りそうですね。
プラチナとDBC分を金にローテーションしていたのはよかったです。
投資戦略として株式が低調となった際にコモディティが上昇することを想定していますので、今月はその傾向がよく出ていると考えています。
現金・国債
利益率-0.1%、前月比0.1%増加でした。
もともと安全資産ですので、このパフォーマンスは許容範囲であり、前月と比べるとかなり復調しています。年間1~3%の配当もありますので、今のうちに割安に買えているのかもしれません。
安全資産としてこれらの銘柄にした理由は下記記事をご覧ください。基本的には株式暴落時に下支えする銘柄にしましたので、暴落時に期待通りの動きとなるかが見ものです。
前月からの推移
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前月から利益率の増減はありませんでした。今月からは前月からの利益率変動を見ることとしました。利益率が伸びが資産の伸びの勢いを示しています。先月から伸びがなくなっていますがマイナスになっていないということはまだ横ばいの成長ということです。株式が元気がなくなってきても分散投資でなんとか踏ん張っていますね。
短期投資の運用実績
前月の短期投資
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今月の短期投資
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この2銘柄は2つとも配当利回り6%であり、単価が購入時よりも6%下がったとき以外は長期投資への切り替えも睨み、がちホールドしていきたいと考えています。
仮に急上昇した場合、20%上がった時点で半分は売却する予定でしたので、ENEOSは一部を売却しました。残りは売らずに長期的に保持したいと考えています。
今月は先月から復活していますが、引き続き配当通知を楽しみにしています。
資金総額推移
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前月と比べると資産が170万円の増加です。今月は家計の収支が大きくプラスになったのが一番の原因でした。そしてメキシコペソが800万円を超えたので、あと少しで4800万円というのもうれしい限りです。
まとめ
今月は株式市場が減速モードでした。
株式が不調の時に頼りにしているコモディティが復調の兆しになったのはセオリー通りでよかったです。
反省点は米ドルへの換金を忘れずに、引き続き規律を守って投資を続けていくことです。最近は投資業界でも終わりの始まりと囁き始めました。長期投資は下がった時こそ差が出ますので、しっかり入金レベルをキープしたいと思い、その記録をここに残していきます。
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