先週に続き2022年2月の運用実績のブログ更新です。
2022年2月は米国を中心とする高インフレや金融政策の正常化に向けた動きに対する懸念の高まり、軟調な推移となりました。特に中旬以降は、ロシアによるウクライナ侵攻への警戒感の高まり、株価の下落基調が目立つ展開となりました。一方、需給の悪化懸念などから、コモディティが上昇傾向にあったと言えます。下記が主な指標推移です。(出典:日興マンスリーマーケット 2022年3月2日付け)
S&P500:₋3.14%
日経:₋1.76%
NY金先物:+5.81%
米ドル:-0.10%
メキシコペソ:+0.68%
それでは、市場全体のパフォーマンスも把握したうえで、実際の運用実績はどうだったのかを見ていきたいと思います。
投資方針のおさらい
投資戦略宣言2022に従い、毎月の投資額は総額41万円の予定です。配分は下記のとおりです。
長期投資の運用実績
先月の長期投資
今月の長期投資
投資額は基本投資戦略のとおりの設定していますが、1月に投信設定した関係で、コモディティインデックスへの投信設定が2月の投資にも間に合いませんでした。3月にはやっと反映されます。また、先月忘れてしまいましたが、HYG,SPYD,VYMなどの高配当株は投資戦略で短期投資に切り替えることとしましたのでその分の変更をしました。
全体としては28万円の投資をしていますが、コモディティへの投資ができていないため、予定の41万円に届きませんでした。この差分はどこかでスポット投資する予定です。
では、詳しく各セクター別で見ていきましょう。
株式・投信
利益率は13.7%、前月比利益率が0.8%の減少でした。
前月に続きまだ下降傾向ですが、前月比で下げ幅は小さくなりました。米国株の市場指標は冒頭で-3.14%でしたが、ともがいの運用では-0.8%と指標を上回るパフォーマンスでした。先月の運用実績から、ともがいの投資は下がる幅も反発の幅も指標より大きいのがわかりました。
コモディティ
利益率15.3%、前月比利益率が6.6%の 増加 でした。
コモディティは投信設定が反映されず、追加投資できませんでしたが、株が下がり、ウクライナ情勢もあり、先月の上昇基調がさらに伸び、暴騰の域でした。コモディティ全般の指数に投資しているDBCが利益率が40%を超えているのは石油の高騰も反映しているものと考えています。
現金・国債
利益率0.2%、前月比0.7%の増加でした。
今年からは現金を残そうと、去年の債権購入を停止しています。なのに投資しているように見えるのは為替効果だと思います。
前月からの推移
長期投資の推移としては、利益率がじわりじわりと低下しています。評価額が変わったのは、冒頭の一部を短期投資に切り替えた関係です。前月比利益率から、株式はずっと下がっていますが、コモディティの健闘で一進一退しているのが特徴です。
短期投資の運用実績
前月の短期投資
今月の短期投資
三井住友とENEOSは2つの銘柄とも配当利回り6%であり、単価が購入時よりも6%下がったとき以外は売ることはありません。米国の高配当株も短期投資に切り替えました。配当もあるので、このままでもいいような気がしますが、HYGはパフォーマンスが悪いので、そろそろ手放すか見極めたいと思います。
メキシコペソ
ともがいはメキシコペソでスワップ狙いの投資をしています。
メキシコペソも為替レートが円安に振れ、30万円くらい上昇しました。ただ、スワップ狙いなので、為替評価は気にしていません。それよりもスワップポイントが7.1円/LOTまであがっていることがうれしいです。250LOTありますので、毎日不労所得が1775円入り、年間で65万ほどになります。
資金総額推移
株式の下落影響ははあるものの、先月より資産は62万円ほど増え、5,465万円でした。
まとめ
年始早々厳しいスタートとなり、ウクライナ情勢でさらなる株式暴落がありそうですが、積立はコツコツとしていきたいと思います。また、先月に引き続き、コモディティ戦略は間違っていなかったなと改めて思いました。今後株式が復活し、コモディティが下がるタイミングがあると思いますので、その際にはスポットで買い増していこうと思います。
みなさんもなにかアドバイスやいい戦略があったらコメントやシェアいただけると嬉しいです。
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