運用実績についてブログ更新します。
世界株式は10月初め、中東情勢の悪化懸念などを受け、小幅に下落しました。しかし、中旬には、米国の企業決算発表への期待や景気軟着陸観測などを背景に、それまでの下げを埋める展開となりました。
その後は、米国で企業決算などが好感されたものの、利下げペースが緩やかになるとの見方や、共和党のトランプ候補が大統領に返り咲いた場合のインフレ圧力への懸念などから長期金利が上昇したほか、中東情勢を巡る不透明感などもあり、上値の重い展開となりました。なお、欧米では、独DAXのほか、米ニューヨーク・ダウ工業株30種、S&P500、NASDAQ総合の各指数が最高値を更新しました。
(出典:日興マンスリーマーケット 2024年11月5日付け)
ともがいが投資している米国株、日本株、金、メキシコペソの指数関係は以下のとおり。
S&P500:-0.99%
日経:+3.06%
NY金先物:+3.38%
米ドル:+5.85%
メキシコペソ:+4.02%
投資方針のおさらい
投資戦略宣言2024に従い、毎月の投資額は平均30万円の予定です。配分は下記のとおりです。
長期投資の運用実績
先月の長期投資
今月の長期投資
前月に続き、運用実績は利益は伸ばしています。
株式・投信関係は前月比で6.7%増、中身を見るとS&P500が伸び、日本株と国内リートが振るわなかったものでしたが、冒頭の指数と結構違う結果が出たのは為替の影響もおおきかったかなと考えています。7~8月はひどい下げでした、その間も積立投資した関係で、今月は一気に復活してきた形となります。
コモディティ関係は前月比で10.7%増、金と銀が前月比24%上昇と暴騰を続け、仮想通貨も復活してきていることが利益が先月から50万円も伸び、今月の稼ぎ頭になりました。分散投資としてコモディティ関係を購入していますが、株式以上のパフォーマンスを出すことも多くなっており、史上が株式への警戒感が出ている表れと感じています。
一方で債権関係は前月比で0.5%減、米国の利下げとともに米国債のEDVが上昇することを予想していましたが、なかなか振るいません。3%くらいの金利があり、史上最低価格レベルなので、バランス役として保有していきたいと思います。
これまでの推移
長期投資全体としては
投資額累計1,846万円
評価額累計2,807万円
利益総額961万円、利益率52.1%、前月比6.5%増
利益額が今年6月の最高値レベルにV字回復してきました。
一年で見ると上のグラフですが、このブログをつけ始めた2020年9月から見ると下図のとおり、この数ヶ月のボラティリティは激しいですが利益額は確実に積みあがっています。
長期投資は右上がりの上昇基調であることは間違いありません。一時的には利益額が減ることがあっても、長期的にはさざ波程度であり、売らずに積立投資をし続けていれば、増加傾向が期待できますので、どんどん入金をしていきたいと思います。
短期投資の運用実績
今月の追加投資額 0万円
投資額累計299万円、評価額累計537万円
利益総額 237万円、利益率79.2%
短期投資で買ってきた銘柄はそんなに振るわなかったのですが、損切ラインにも達しておらず、配当利回りも高いので、保持をしたいと思います。
ただ、日産が11月現在、やばいことに、配当ゼロになってしまい、当初購入した目的が色褪せてしまいました。割安レベルではあるものの、売るかどうか検討中です。
2020年に購入した三井住友とENEOSは2つの銘柄とも配当利回り6%であり、単価が購入時よりも6%下がったとき以外は売ることはありません。米国の高配当株も短期投資に切り替えました。配当もありますので、このままキープしています。
メキシコペソ
ともがいはメキシコペソでスワップ狙いの投資しています。原資の700万円を入れて以来追加入金はしておらず、今年は100万円を出金し、現在の原資は600万円です。
レバレッジが2倍を超えない程度のポジションを持ち、金利差であるスワップをコツコツ稼いでいます。詳しくは下記記事をご覧ください。
為替レートは7.3円⇨7.6円になりました。意外や意外、円安傾向に転びましたので、含み益が上がった形となります。
為替損益:416万円
スワップ:130万円
メキシコペソはそもそもスワップ狙いですが、スワップレートは22.1をキープ。
日本も利上げをする予定であり、米国の利下げに従いメキシコも利下げすることになれば、メキシコペソと円の金利差も下がっていくと思われます。タイミングを見て得られた利益は再投資してまたポジションを増やしてスワップを稼ごうかと考えています。
為替下がったらポジションを買い増し、カップから溢れ出るスワップを舐めたいと思います。
資金総額推移
今月の金融資産総額は9,456万円でした。
7月と8月で大きく資産が減っていましたが、今月は株高、円安でV時回復し、1年前と比べると1,715万円も増えていました。
今後もボラティリティが激しく、資産が減少する局面もあると思います。過去から見ても定期的に暴落はありましたが、ブレずに投資戦略を遂行して参ります。
まとめ
投資戦略宣言2024にある投資アロケーションを見ると、ほぼ目標の比率をキープしています。
投資アロケーションで目標比率に近づけるようリバランス・ローテーションすることが投資効率を向上させていますので、詳細は以下をご参照ください。
ともがいの投資法はプロフィールでも触れた通り、高橋ダンさんの戦略を踏襲して実践しています。
特に投資アロケーションの考え方ができたことで悩まずに投資できるようになりました。
気になる方は以下の書籍を参考にしてください。
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