運用実績についてブログ更新します。
世界株式は9月初め、米国において軟調な経済指標の発表が相次ぎ、景気減速懸念が高まったことなどから、大幅に下落しました。ただし、その後、9月の米大幅利下げへの期待などから反発したほか、中旬には、堅調な米経済指標の発表により同国経済の底堅さが示唆されたことや、米FOMC(連邦公開市場委員会)で0.5ポイントの利下げが決定されたことなどから、前月末の水準まで回復しました。さらに、下旬には、中国で景気刺激策の発表が相次いだことを受け、同国の株式が急反発したほか、11月の米利下げ観測が強まったことなどから、上昇幅を拡げる展開となりました。
(出典:日興マンスリーマーケット 2024年10月2日付け)
ともがいが投資している米国株、日本株、金、メキシコペソの指数関係は以下のとおり。
S&P500:+2.02%
日経:-1.88%
NY金先物:+5.21%
米ドル:-1.74%
メキシコペソ:-1.54%
投資方針のおさらい
投資戦略宣言2024に従い、毎月の投資額は平均30万円の予定です。配分は下記のとおりです。
長期投資の運用実績
先月の長期投資
今月の長期投資
株式・投信
投資合計額 約1,133万円
評価額 約1,765万円
利益合計額 約632万円
利益率 55.8%、前月比利益率4.9%増
冒頭の指数のとおり、米国株が堅調でかつ新興国が反騰した関係で、久々に前月比で利益が拡大しました。ともがいは米国株とオルカンのほかに、継続的に新興国インデックスも買っています。それはオルカンに占める米国株の比率が依然高いからです。米国がいざ冴えない際にはきっと中国などの新興国にお金が流れると想定しているからです。どっちに転んでもいいように、無心で積立を継続していきます。
コモディティ
投資合計額 約399万円、
評価額 約578万円、
利益合計額 約179万円
利益率 44.7%、前月比利益率5.8%増
コモディティと仮想通貨は株式とのバランス役なので、株が暴落したからこちらは反騰すべきところですが、最近は株と同じ方向にいくのであんまりバランス役を果たしていませんでしたが、9月は金をはじめとする貴金属関係と仮想通貨が復調しました。分散投資なので、株式が悪くなっても、下支えすることを期待して投資金額の2割をキープしています。
現金・国債
利益率8.0%、前月比0.1%増でした。
米国の利下げにより、米国債のEDVの利益が少し拡大しました。
はっきり言って予想外です。本来はもっと上がるはずが、利下げをしても塩反応です。これだから相場は予想できません。一か所に多くを賭けられないので、分散投資の重要性を再認識しました。
これまでの推移
長期投資としては
投資額累計1,831万円
評価額累計2,665万円
利益総額834万円、利益率45.6%、前月比4.4%増
利益額が先月から86万円も増え、少し前のレベルに戻ってきました。7月と8月で合計200万円超の減少です。今年4月以来の利益額減少局面ですが、下げ基調ですがここで踏みとどまってほしいものです。
一年で見ると上のグラフですが、このブログをつけ始めた2020年9月から見ると下図のとおり、この数ヶ月のボラティリティは激しいですが利益額は確実に積みあがっています。
長期投資は右上がりの上昇基調であることは間違いありません。一時的には利益額が減ることがあっても、長期的にはさざ波程度であり、売らずに積立投資をし続けていれば、増加傾向が期待できますので、どんどん入金をしていきたいと思います。
短期投資の運用実績
今月の追加投資額 41万円
投資額累計299万円、評価額累計509万円
利益総額 210万円、利益率70.1%
日経も下げる中、利回りが良く、歴史的に安い日産自動車を追加購入。いまはまだ下がっていますが、利回りは5%を超えており、長期的には期待できるものと考えています。
三井住友とENEOSは2つの銘柄とも配当利回り6%であり、単価が購入時よりも6%下がったとき以外は売ることはありません。米国の高配当株も短期投資に切り替えました。配当もありますので、このままキープしています。
メキシコペソ
ともがいはメキシコペソでスワップ狙いの投資しています。原資の700万円を入れて以来追加入金はしておらず、今年は100万円を出金し、現在の原資は600万円です。
レバレッジが2倍を超えない程度のポジションを持ち、金利差であるスワップをコツコツ稼いでいます。詳しくは下記記事をご覧ください。
為替レートは7.4円⇨7.3円になりました。7月に1/3を利確しておいても為替の評価益の低下は凄い勢いです。
為替損益:364万円
スワップ:118万円
メキシコペソはそもそもスワップ狙いですが、スワップレートは22.1⇨21.1に低下。
日本も利上げをする予定であり、米国の利下げに従いメキシコも利下げすることになれば、メキシコペソと円の金利差も下がっていくと思われますが、タイミングを見てまたポジションを増やしてスワップを稼ごうかと考えています。
為替下がったらポジションを買い増し、カップから溢れ出るスワップを舐めたいと思います。
資金総額推移
今月の金融資産総額は9,129万円でした。
7月と8月で大きく資産が減っていましたが、9月は久々の前月比増加し、暴落があったとしても資産は1年前と比べると1,680万円も増えていました。
今後もボラティリティが激しく、資産が減少する局面もあると思います。過去から見ても定期的に暴落はありましたので、ブレずに投資戦略通りに続けて参ります。
まとめ
投資戦略宣言2024にある投資アロケーションを見ると、ほぼ目標の比率をキープしています。
投資アロケーションで目標比率に合わせることを目標にどんどんリバランス・ローテーションします。
ともがいの投資法はプロフィールでも触れた通り、高橋ダンさんの戦略を踏襲して実践しています。特に投資アロケーションの考え方ができたことで悩まずに投資できるようになりました。気になる方は以下の書籍を参考にしてください。
コメント