運用実績についてブログ更新します。
7月の世界株式は、米国において、消費者物価指数の伸びが予想を下回り、9月の利下げ観測が強まったほか、トランプ前大統領再選との憶測や経済軟着陸への期待などから、月半ばにかけて上昇傾向が続きました。しかし、その後、米政権が対中半導体規制の強化を検討中と報じられると反落し、さらに、下旬に発表された米大手ハイテク企業の決算内容が嫌気されたことなどから、ハイテク株を中心に売りが加速する場面も見られました。ただし、月末には米FRB(連邦準備制度理事会)のパウエル議長が9月利下げの可能性に言及したことなどを受けて反発し、前月末比ではプラスを維持しました。
(出典:日興マンスリーマーケット 2024年8月2日付け)
ともがいが投資している米国株、日本株、金、メキシコペソの指数関係は以下のとおりでした。
S&P500:+1.13%
日経:-1.22%
NY金先物:+5.70%
米ドル:-6.78%
メキシコペソ:-8.27%
投資方針のおさらい
投資戦略宣言2024に従い、毎月の投資額は平均30万円の予定です。配分は下記のとおりです。
長期投資の運用実績
先月の長期投資
今月の長期投資
株式・投信
投資合計額 約1,103万円
評価額 約1,717万円
利益合計額 約614万円
利益率 55.6%、前月比利益率8.7%減
冒頭の指数では米国株は1%くらいの上げでしたが、円高分が響き、前月比でかなりの下げです。利益額は5月の頃に逆戻りです。いよいよ米国の景気後退と、利下げで株安傾向になり、円高とのダブルパンチ状況ですが、このような暴落はしばらく続くものとして、絶好の買い場ということで積立を継続していきたいと思います。
コモディティ
投資合計額 約399万円、
評価額 約616万円、
利益合計額 約217万円
利益率 54.4%、前月比利益率6.2%減
コモディティと仮想通貨は株式とのバランス役なので、株が暴落したからこちらは反騰すべきところですが、仮想通貨は微増するものの、株式と同様に下落傾向にあり、円高の影響もあったかと思われます。それでも全体の利益率は株式と同等です。分散投資なので、株式が悪くなっても、下支えすることを期待して投資金額の2割をキープしています。
現金・国債
利益率3.8%、前月比3.7%減でした。
為替は円高傾向に切り替わったタイミングで、EDVに35万円を追加投資しました。
最終的に180万円ほど追加投資する予定でしたがEDVに合計192万円投資した形となります。今年の債券用追加投資資金として80万円分はすでに使い切り、これまで貯めてきた現金分をローテーションしています。
米国の利下げが9月にされる報道もあることから、株安・円高のダブルパンチ、コモディティも冴えない中、EDVである程度、衝撃を吸収されることを期待しています。
これまでの推移
長期投資としては
投資額累計1,801万円
評価額累計2,643万円
利益総額842万円、利益率46.8%、前月比7.2%減
利益額が先月から120万円も減りました。今年4月以来の利益額減少局面ですが、今回は円高も重なったこともあり、ブログをつけて以来、下が率として過去一番です。
一年で見ると上のグラフですが、このブログをつけ始めた2020年9月から見ると下図のとおり、全体としては今回の減少も珍しいことではありません。
長期投資は右上がりの上昇基調であることは間違いありません。一時的には利益額が減ることがあっても、長期的にはさざ波程度であり、売らずに積立投資をし続けていれば、増加傾向が期待できますので、どんどん入金をしていきたいと思います。
短期投資の運用実績
今月の追加投資額 61万円
投資額累計240万円、評価額累計515万円
利益総額 275万円、利益率114.7%
日経も下げる中、利回りが良く、PBRが低いJFEホールディングスを購入。また、歴史的に値が安く、利回りも高いアステラス製薬も追加購入しました。いまはまだ下がっていますが、2つとも利回りは4%を超えており、長期的には期待できるものと考えています。
今回はNTTが暴落している中、買い増して平均価格は150円です。180円レベルに戻ったら売り、140円レベルになったら損切りする方針でウォッチします。
三井住友とENEOSは2つの銘柄とも配当利回り6%であり、単価が購入時よりも6%下がったとき以外は売ることはありません。米国の高配当株も短期投資に切り替えました。配当もありますので、このままキープしています。
メキシコペソ
ともがいはメキシコペソでスワップ狙いの投資しています。原資の700万円を入れて以来追加入金はしておらず、今年は100万円を出金し、現在の原資は600万円です。
レバレッジが2倍を超えない程度のポジションを持ち、金利差であるスワップをコツコツ稼いでいます。詳しくは下記記事をご覧ください。
為替レートは8.78円⇨8.05になりました。株式と違い為替はいつこんな円安に戻れるか分かりませんので、メキシコペソ250LOTの1/3である80LOTを決済しました。これにより212万円の為替益を確保しました。
残りは170LOT分ありますので、
為替損益:492万円
スワップ:95万円
メキシコペソはそもそもスワップ狙いですが、スワップレートは25.1⇨24.1に低下。
日本も利上げをする予定であり、米国の利下げに従いメキシコも利下げすることになれば、メキシコペソと円の金利差も下がっていくと思われますが、タイミングを見てまたポジションを増やしてスワップを稼ごうかと考えています。
為替下がったらポジションを買い増し、カップから溢れ出るスワップを舐めたいと思います。
資金総額推移
今月の金融資産総額は9,245万円でした。
今月は円高、株安のダブルパンチでしたが、
1年前は7,624万円でしたので、1,621万円も増えていました。
8月に入って株安円高基調も変わっておらず、しばらくは資産が減少する局面になると考えています。このような局面は過去から見ても定期的にありましたので、ブレずに投資戦略通りに続けて参ります。
まとめ
投資戦略宣言2024にある投資アロケーションを見ると、債権の購入は一段落して、下がっている株式を買った方がよい結果でしたので、来月は株式を買い増そうと考えています。
投資アロケーションで目標比率に合わせることを目標にどんどんリバランス・ローテーションします。
ともがいの投資法はプロフィールでも触れた通り、高橋ダンさんの戦略を踏襲して実践しています。特に投資アロケーションの考え方ができたことで悩まずに投資できるようになりました。気になる方は以下の書籍を参考にしてください。
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