運用実績についてブログ更新します。
世界株式は11月初旬、米大統領選でトランプ氏の大統領返り咲きが確実となったほか、米FRB(連邦準備制度理事会)が2会合連続の利下げを決定したことなどから、大きく上昇しました。しかし、中旬には、米中対立の激化懸念や米利下げ観測の後退、ウクライナ情勢を巡る地政学リスクの高まりなどを背景に上値の重い展開となりました。その後は、米次期大統領の関税強化方針の発表などを受け、下落する場面があったものの、同大統領の経済政策への期待や中東での一部緊張緩和などから、月末にかけて上昇幅を拡げました。なお、11月においても米主要3株価指数が最高値を更新しました。
(出典:日興マンスリーマーケット 2024年12月3日付け)
ともがいが投資している米国株、日本株、金、メキシコペソの指数関係は以下のとおり。
S&P500:5.73%
日経:-2.23%
NY金先物:-2.48%
米ドル:-1.49%
メキシコペソ:-13.77%
投資方針のおさらい
投資戦略宣言2024に従い、毎月の投資額は平均30万円の予定です。配分は下記のとおりです。
長期投資の運用実績
先月の長期投資
今月の長期投資
株式・投信関係は前月比で1.2%減、中身を見るとS&P500が伸び、新興国が振るわず、オルカンも新興国の影響があり、先月よりも下げています。分散投資して米国株から新興国とオルカンの割合を増やした分、11月は悪い方に出てしまった形です。さらに為替は円高に進んでおり、S&P500指数が冒頭で5%以上上がっているにも関わらず、為替に負けてしまい指数以下のパフォーマンスとなりました。
コモディティ関係は前月比で43.5%増、貴金属関係は10月まで暴騰を続けていましたが11月は調整局面で急落しています。為替影響もあり、10%以上の下げでした。コモディティインデックスもそのあおりを下げています。ただ、仮想通貨はトランプが大統領選に勝利したことをきっかけに暴騰、ビットコインも増えましたが、リップルが化けたので11月は仮想通貨でほかの損をすべてカバーした形です。
債権関係は前月比で0.3%増、米国の利下げとともに米国債のEDVが上昇することを予想していましたが、11月は微増、3%くらいの金利があり、史上最低価格レベルなので、バランス役として保有していきたいと思います。
これまでの推移
長期投資全体としては
投資額累計1,861万円
評価額累計2,992万円
利益総額1,131万円、利益率60.8%、前月比8.7%増
利益額が最高値を更新。
一年で見ると上のグラフですが、このブログをつけ始めた2020年9月から見ると下図のとおり、この数ヶ月のボラティリティは激しいですが利益額は確実に積みあがっています。
長期投資は右上がりの上昇基調であることは間違いありません。一時的には利益額が減ることがあっても、長期的にはさざ波程度であり、売らずに積立投資をし続けていれば、増加傾向が期待できますので、どんどん入金をしていきたいと思います。
短期投資の運用実績
今月の追加投資額 0万円
投資額累計299万円、評価額累計565万円
利益総額 265万円、利益率88.5%
今年、短期投資で買ってきた銘柄はそんなに振るわなかったのですが、損切ラインにも達しておらず、配当利回りも高いので、保持をしたいと思います。
ただ、日産が11月現在、やばいことに、配当ゼロになってしまい、当初購入した目的が色褪せてしまいました。割安レベルではあるものの、売るかどうか検討中です。
2020年に購入した三井住友とENEOSは2つの銘柄とも配当利回り6%であり、単価が購入時よりも6%下がったとき以外は売ることはありません。米国の高配当株も短期投資に切り替えました。配当もありますので、このままキープしています。
メキシコペソ
ともがいはメキシコペソでスワップ狙いの投資しています。原資の700万円を入れて以来追加入金はしておらず、今年は100万円を出金し、現在の原資は600万円です。
レバレッジが2倍を超えない程度のポジションを持ち、金利差であるスワップをコツコツ稼いでいます。詳しくは下記記事をご覧ください。
為替レートは7.6円⇨7.346円になりました。トランプ就任後メキシコに関税増税する話もあって、米ドル以上に円高方向に進みました。
為替損益:372万円
スワップ:141万円
メキシコペソはそもそもスワップ狙いですが、スワップレートは22.1をキープ。
日本も利上げをする予定であり、米国の利下げに従いメキシコも利下げすることになれば、メキシコペソと円の金利差も下がっていくと思われます。タイミングを見て得られた利益は再投資してまたポジションを増やしてスワップを稼ごうかと考えています。
為替下がったらポジションを買い増し、カップから溢れ出るスワップを舐めたいと思います。
資金総額推移
今月の金融資産総額は9,624万円でした。
円高で資産が減るところでしたが、仮想通貨で穴埋めされ、1年前と比べると1,942万円も増えていました。
今後もボラティリティが激しく、資産が減少する局面もあると思います。過去から見ても定期的に暴落はありましたが、ブレずに投資戦略を遂行していれば下図のように資産は増えています。
まとめ
投資戦略宣言2024にある投資アロケーションを見ると、ほぼ目標の比率をキープしています。
投資アロケーションで目標比率に近づけるようリバランス・ローテーションすることが投資効率を向上させていますので、詳細は以下をご参照ください。
ともがいの投資法はプロフィールでも触れた通り、高橋ダンさんの戦略を踏襲して実践しています。
特に投資アロケーションの考え方ができたことで悩まずに投資できるようになりました。
気になる方は以下の書籍を参考にしてください。
コメント