頻繁に図書館に通うなどして子どもにたくさんの絵本に触れさせることは良いでしょうが、ともがい家の体験からして、一定量の絵本を何度も繰り返し読み聞かせることも英語育児する上で非常に有効です。
繰り返すうちに、最初理解できなかったことがある日突然理解できるようになることがありますし、絵本なだけに絵ばかり眺めている子どもにとっては見るたびに絵の中から新しい発見をするのかもしれません。
何より、英語育児の観点からすれば、繰り返すことでその表現を自分のものにしていけるのです。
よって、ともがい家では、英語育児を始めてからの3年間、英語の絵本に関しては、ここでご紹介する数少ない絵本以外は、DWEの絵本12冊とOxford Reading Treeのレベル3以降しかありません(レベル6~8は内容的に5歳児には難しいと判断したため未だ使用を開始していません)。
Gail Gibbons著の“Christmas Is…”と“Halloween Is…”
クリスマスを特別な日とする習慣、そして、最近日本ではハロウィンやイースターのイベントをしたり、街中のショーウィンドウでそれらの装飾を見かけたりすることも増えてきたように思います。
毎年訪れるこれらの節日、ご馳走食べたりプレゼント交換したりするだけで終わらせるのではなく、その本当の由来やキリスト教文化ではどうやって過ごしているのかを子どもたちに知ってほしいという思いから、厳選して購入した絵本です。(実は、Amazonでリサーチする限り、節日をモチーフにした英語絵本は山ほどありますが、その由来を子ども向けに簡潔に説明している絵本が意外にもあまりないように感じました。)
この絵本で使われている単語や構文が子どもにはとても難しいものも含まれていますが、絵が紙面に大きく、かつ、全ページに描かれてありますので、めくって眺めるだけでも楽しめると思います。
ちなみに、ともがい家の子どもたちの英語力からしては、おそらく“Christmas is…”の中のイェス=キリストの誕生や“Halloween is…”の中の天国を探し求めて地獄を彷徨うジャックについて書かれた箇所を理解できていないと思われますが、他の絵本同様、何回も読んでほしがります。
そして、この絵本の最大のメリットは、内容の網羅性だと思います。
テーマの節日に関連する単語がほとんど出てきます。
そのため、親子一緒に単語を習得して、その節日を迎える頃には、街中のショーウィンドウのデコレーションを見ながら「これはWreathで、これがMistletoeだね!」と、その節日を英語育児的にも有効に過ごせると思います。
また、この絵本の大きさ(A4サイズとほぼ同一面積の正方形)といい、表紙の絵といい、本の表紙を外に向けて飾れるような本棚ですと間違いなく飾るに相応しい絵本です!我が家でもよく飾ってあるから子どもたちが頻繁に選ぶのかもしれません(笑)。
ちなみに、我が家はまだ持っておりませんが、“Easter”もあります。こちらは、なぜタイトルが“Easter is…”じゃないのでしょう?!
Disney Pressの“Sleepy-Time Fun”
またまたディズニーですが(笑)、読み聞かせCDが付いた厚さ2センチある全ページが厚紙でできたハードカバー絵本です。
内容からして、これを寝る前に子どもに聴かせて眠りにつかせることがコンセプトだと思われます。
読み聞かせCDが付いた絵本が増えている中、こちらはちゃんと本物のミッキーやドナルドの声になっているので、比較的子どもの印象に残りやすいと思います。
その上、情景に合った効果音も配合されてあり、CDの音声の完成度は高いです。
また、CDを聴きながら子どもが自分で絵本のページをめくれるよう、ページを繰るべきときを特定の音で知らせてくれます。本の朗読が終わってから、キラキラ星などの有名な子守歌が3曲歌詞入りで流れます。
内容は短いストーリーが2個と韻を踏んだ詩が7個あり、最後の曲含めてCD全部聞いても15分足らずの分量で、これでは我が家の子どもたちは眠りに落ちません(笑)。
でも、絵本としても、かけ流しCDとしても、お値段以上の価値がある商品だと思います。しかも、サイズと表紙からして、こちらも本棚の立派な展示品になりえます!
ただ、2歳以下の子どもには手に取るのにやや重量があるのが難点かもしれません。
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