2025年/ ノスタルジーに浸るサイパン旅行記 前半戦

旅行&雑記
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2025年3月、ドル円150円の超絶円安の中、一番近い海外ビーチリゾートである、アメリカ北マリアナ諸島のサイパンに夫婦だけで行ってきました。

ここでは旅行記もかねて支出も含めて記録したいと思います。

紹介が遅れました。ともがいは外国籍の共働き夫婦で、子ども小学校5年と3年の2人の4人家族です。詳細はプロフィールをご覧ください。

ともがいは以前から海外旅行大好き、海外移住も考えてしまうくらいです。

子どももコロナ期間中から英語をWEBで勉強しており、英検も突破していますので、2024年は実際の英語圏を見せてやり、将来の留学先と移住先としての偵察もしました。

子どもの英語教育や移住に関しては過去の記事をご覧ください。

子育て・教育
「子育て・教育」の記事一覧です。

2024年はオーストラリア、韓国、ハワイ、マレーシアに行ってきましたが、そこで発見したのは

子どもは日本が大好き!

海外旅行も移住も興味なし

まぁ、それもわかる!海外に行って気がつく日本の良さ、わかるよ。子どもの志向が早く分かっただけ有意義な旅だったということで、しばし、海外移住計画もトーンダウンです。

でも親であるともがいは海外旅行が好きなのよ。

もう、性「サガ」。ということで、あろうことに年度末に子どもを義理の親に預けて、年度末にサイパンへ脱出しました。(2024年に既に前科あり)

子どもは子どもで春休みだし、口うるさい親から離れて、なんでも許してくれる義理の親の元で楽しそう、我らも念願の息抜き海外旅行ということでWIN-WINなのです。

ではでは、しばしともがいのサイパン旅行記にお付き合いください。

旅行計画

なぜサイパンか。それは去年の同じ時期に、同様に子どもを義理の親に預けて決行したハワイ旅行が楽しくかったからまた同じような旅をしたいのがきっかけでした。

共働きだとスケジュールも合わせるのが大変なので過去の実績があると何かと話が進むのが早いですが、ハワイは円安でかなり旅行代金が高く、ともがい妻も夜行便じゃ嫌だとおっしゃるので、それなら近いグアムとサイパンにする?となりました。

グアムもサイパンも一昔前と比べると随分廃れてしまった話はよく聞いていたので、失望しないでと妻に予防線を貼りながらも、この旅に何を求めるかを考えました。

それはひとえにリラックス、非日常を楽しむということ、海とビーチとホテルがあれば十分、円安の時期にショッピングは日本ですればいい!ということで、サイパンの海が一番という口コミを信じて決めました!

フライトはユナイテッド航空、サイパンにはもう毎日フライトが飛んでいないんですよね。以下の通りの隔日フライトですが、日本からわずか3時間とちょっとで到着!夜行便でもなく楽チンです。

週末に少し年休をつけたらすぐに行けちゃう手軽さです。

次にホテル、サイパンは廃れていることに安全面を警戒して、島で一番良いホテルとされるクラウンプラザリゾートサイパンにしました。

円安の時期でしたがエアトリフライトとホテルのセットで予約すると26万円でした。現在は円高なので、20万円くらいで行けると思います。

2025年は2024年よりも旅行代が高騰していましたが、そんな2024年3月のハワイのフライト&ホテルは44万円でしたので断然サイパンの方が格安でした。

それでは4泊5日、滞在時間は3.5日の旅の始まりです。

1日目 成田空港〜サイパン到着

昔なら羽田からも直通が毎日飛んでいたサイパンですが、何かのきっかけで、日系が撤退し、直通フライトが一時なくなっていた関係で、サイパンの人気がかなり下がりました。いまでは成田から出るユナイテッドの隔日フライトが関東圏からの唯一の直通での渡航手段です。

今回はユナイテッドなので、プラチナ会員であるANAのステータスが使えて、優先チェックイン、荷物検査も有線レーンで、搭乗ゲート目の前のラウンジまで実にスムーズに入れました。子どもがいるとラウンジに入りませんが、夫婦二人だとこういうのを満喫できて嬉しいです。

ユナイテッドのラウンジは広く、年度末の平日なのかほとんど日本人もなく、ここから海外気分。いつもの生ビールとユナイテッドならではのミニハンバーガーを頬張ります。

そして飛行機乗っても機内食と、これだから太っちゃうんですよねーって言いながら頬張ります。ユナイテッドはそんなに美味しくないと勝手に期待していませんでしたが、鶏肉のカツカレーが出て、結構美味しかったです。

飛行機は737で少し古い機体、モニターはありますが、映画は何本かをいくつかのチャンネルで放送している形式でイマイチですが、短時間フライトなのでそんなに気にしませんでした。

海外あるあるで、出発は機材準備で30分遅れましたが、到着は30分前倒し、イミグレは30分程度で通過しました。荷物引き取りの際にQRコードで税関申告がありますのでご留意。

ともがいは英語いけるので、オプションツアーにあるホテル送迎は頼まず、タクシーでホテルに向かいました。30ドル+チップ5ドルです。運ちゃんは空港から出ると客引きしてくるので一瞬警戒しましたが、どうもこれがサイパン流。タクシー乗り場も見当たらないので、運ちゃんの案内で駐車場に向かうスタイルなのです。値段は口頭で交渉、片言の日本語も話せるので、二人以上ならタクシーが割安です。

運ちゃんは、サービス精神旺盛で、15分の乗車時間で美味しいお店やオススメ観光スポットをいっぱい紹介してくれました。仲良くなって、帰国日も予約してくれたら5ドル安くしてくれるので、名刺をもらっていつでもタクシー呼べるようにしてくれました。

運ちゃんに特に聞いたのはご当地のマナーや安全面でしたが、観光客は減ったが、特段心配するレベルではないと聞いて少し安心して、あっという間にホテル到着です。

深夜10時なので、あまり見えませんが、オーシャンビューのお部屋でした。海外にしては珍しく歯ブラシなどのアメニティセットが揃っていました。

2日目 クラウンプラザリゾートサイパン

朝目覚めたらこの眺めです。気温は26度ですが、早朝にスコールがあったらしく、写真の真ん中をよく見ればうっすら虹が掛かっているのが見えます。

妻は朝に弱いので、一人でまずホテル内を偵察しに出発。本当に綺麗な5つ星リゾートホテルで、滞在客が少なく、閑散している感じがまた独り占め感があって気持ちいいです。

プールはこれ以外にも2箇所あり、子どもプールもありました。タオルカードでいつでもタオルと交換する仕組みでハワイと一緒でした。他にもシュノーケリングやライフジャケットなど色んなもの借りられるので、子連れにも大変優しい施設になっています。

ビーチ沿いをぶらぶらしていると韓国語と中国語で話しかけられたが、日本から来ていると流暢な日本語で話してきます。やはり日本人客が少なくなっても日本とのつながりが深いようです。

2日目 ノスタルジーサイパン市内観光

妻も起きたので、ブランチを兼ねて、街歩きをスタート!この写真がサイパンの繁華街、見えている風景の中で7割は空室か取り壊し中です。

まず目に入るのはホテルのすぐ横にある宮殿風のこの建物。豪華極まりない中国資本のカジノホテルだったのですが、完成直前で廃棄されています。

でも周りでは草刈りはされており、安全面から門番もいて、中も見させてもらいました。

はい、さすが中国。ドラゴンが2体浮いておりました。地震のない島と確信。これが使われずに放置されているのはもったいないですが、地元政府はこれを流用して何か他のものに作り替えることもできず、このままとなっています。

地元の方に聞くと、日本資本が撤退したあとは、韓国と中国資本がとって変わるかのようにサイパンを席巻。特に中国はサイパンにノービザで渡航できたことから一時期は隆盛を極めたそうです。

しかしながら、サイクロンとコロナで旅行客が離れ、コロナ後は米中関係の悪化で、中国各大都市からの直通のフライトも全て撤退し、今では韓国系のLCCが一番多いそうです。

韓国もサイパンよりも他の旅行先を優先することから旅行客は一時期の1/100程度の状況が続いているそうです。それでも街中では中華料理店や韓国料理屋が結構残っており、洋食に飽きても困らない環境でした。

このピラミッドを模した建物も閉鎖中。元々はクラブですかね。廃墟や閉鎖中の建物が多いですが、不思議とホームレスはいません。

これも街のメインストリートと言いますが、廃れているという表現は過剰ではないと伝わると思います。

ホームレスがいなくて猫ちゃんがうたた寝するのほんほんな田舎町と言ってしまえば、日本にもあるかもしれません。

スーパーも回りましたが、日本の食材も結構あり、案外生活しやすいかと思いました。値段はハワイより安いですが、日本人には全てが高いのは言うまでもない。特に卵が高かったです。

結局ブランチはホテルのパン屋でピザを注文して部屋で賞味、欧米はピザは外さない説!を再確認しました。14ドル也。

そんなサイパンでは、免税デパートのDFSが復活していると言うことで、ブランチ後は少し休んでから行って参りました。

ハイブランドも一通りそろっていますが、13時開店で、14時に訪問してご覧の通りの貸し切り状態でした。街歩きでも他に歩いている人が2-3組だったので、午後からしか開かないのも頷けます。

でもショッピングを求めてサイパンに来ておらず、街歩きするものがないのも逆に新鮮です。廃れているが、安全で時間がゆっくり流れている中、ホテルに戻ってゆっくりしてから夕飯です。

夕飯は運ちゃんが紹介してくれたローカルにも人気なステーキ屋カントリーハウスです。やはりアメリカに来たらステーキでしょう。

サラダ、スープがついたステーキセット、ビールとソフトドリンクも頼んで二人で2万円くらいでした。

ホテルからも3分くらいなので、アクセスもグッドです。

その価値は絶対にありましたのでオススメです。

3日目はオプションツアーで離島マニャガハ島への旅がありますが、それはまた後半戦のお話です。

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