国籍を問わず、共働き世帯にとって、仕事と家庭のバランスは永遠の課題です。
そこには正解はなく、共働き世帯は十人十色の家事分担の姿があるはずです。
日本は伝統的に女性の家事分担割合が高いと言われています。
では、日本在住の共働き外国籍夫婦ならどうか?
ともがい家の家事分担割合をリアル公開しますので、一例としてご参考になればと思います。
今回は家事分担を見える化すべく、Yietoという便利なアプリを活用してお伝えいたします。
ともがい家の家事分担割合
結論から行きます!
ともがい家の家事分担割合は、
ともがい夫: 45%
ともがい妻: 55%
でした。
Yietoでは、あらかじめ130項目の家事項目が設定されており、
夫、妻、双方という3つのカテゴリーに
夫婦で話し合い、双方の合意を得ながら仕分けました。
当然デフォルト130項目に当てはまらない家事もあります。
このアプリでは追加もできますので、
当てはまらない4項目をプラスして、134項目で仕分けした結果が下図の通りです。
一列が10項目、
青がともがい夫
赤がともがい妻
黄色が共同作業
共同作業の項目が43項目ありましたので、平均したら21.5項目。
それを夫、妻の項目数に足し合わせると、
ともがい夫: 60.5項目
ともがい妻: 73.5項目
分母である134項目を割ることで上記の家事分担割合を算出しました。
ともがい家では妻の方がやや多くの家事を担当していますが、
ほぼ家事を二分していることがわかりました。
カテゴリー別の家事分担
それではカテゴリー別のリアルを見ていきます。
食事・キッチン
食事は基本、妻担当ですが、朝食は夫が作っています。子どもが登校しぶりの傾向があったので、子ども受けがいい夫が朝対応です。
皿洗いは夫担当であり、よくあるパターンかもしれません。
一見しても赤色が多いので、食事キッチン関係は妻が主担当のカテゴリーと言えます。
洗濯
洗濯は半々くらいですね。
ただ、技量を要する洗濯物の仕分け、シミ抜きは妻が担当し、夫は仕分けたものをドラム式洗濯機で回したり、シーツなど比較的短時間で簡単な内容を担当しています。
洗濯も妻が主で夫がサブと言う構図です。
掃除
掃除も半々です。
特に在宅勤務になってからは気がついた時にどちらがコードレス 掃除機をさっとかけています。
あとはトイレは妻、ベランダは夫など守備範囲を分けていますが、共同作業の多いカテゴリーです。
ゴミ
ゴミ関係は夫が主担当、キッチンの洗い物もそうですが、汚れ仕事(悪い意味はありません)は夫の守備範囲になります。
大事な家事です!
買い物
買い物は日用品は夫(Amazonの定期お得便)、食料品は妻がメインです。
ただ、何を買うのかも含め、買い物の主導権は妻が主担当です。
こちらに独自項目1️⃣を追加したのが
家電の購入です。こちらは夫担当です。
ドラム式洗濯機、コードレス 掃除機、床水拭きのブラーバなど、
数々の家事用電化製品をはじめ、電化製品が好きな夫が積極的に厳選して導入しています。
買うタイミングも含め結構時間がかかる作業であり、追加しました。
メンテナンス
家のメンテナンスはご覧の通り、青色が多く、夫が主担当のカテゴリーです。
先程の電化製品関係に加え、カーシェアの導入運用、子どもの自転車対応を一手に引き受けています。
ここに独自項目2️⃣として
収納片付けを妻担当として追加しました。
衣替えや用品の収納は大事な家事項目です。
妻がいなかったら、どんなに広い家でも足りなかったことでしょう。
その他
その他、雑多なものは黄色が目立つように、
夫婦なら共同作業が多いカテゴリーとなりました。
イベント
イベントこそ夫婦で一緒に考えるから楽しいものです。
購入手続きはどのクレジットカードを使った方がいいのか。
ポイント、キャンペーン、クーポンなどを調べ上げる夫が担当しています。
それ以外はほとんど共同作業のカテゴリーとなりました。
子どものケア
いよいよ、子ども関係に突入です。
子どものケアは夫が主担当です。
子煩悩で子どももよく夫に懐くのもありますが、
結構体力を使うものが多いのが理由かもしれません。パッと起きれる夫が担当していました。
ここでも独自項目3️⃣を追加したのが
子どもの機嫌直しです。
子どもが癇癪を起こしたりすると、ゆっくり話を聞いて落ち着かせたり、
気を逸らしたり、笑わしたり、
妻とは違うアプローチすることで、
子育てで役割を果たしている夫を評価し、追加しています。
子ども 園&学校&生活
子どもの学校関係は妻が主担当です。
夫は洗い物の延長線で水筒・弁当箱対応しています。
また、妻は朝に弱いので、朝の対応は朝の送迎も含め夫が担当しています。
それ以外の子ども関係はスクショが一枚に収まらないくらい多く、ほとんどは妻が一手に引き受けています。
ここでも独自項目4️⃣として
子どもの遊び相手を追加しました。
これは夫が担当しています。
体力勝負であり、子どもも楽しそうなので、大事な項目として追加しました。
まとめ
カテゴリー別の分担で並べた分担マップは下記の通りです。
入り乱れていますね。
今回分担を夫婦で仕分けてみるとわかったのは、
子ども関係、食事関係は妻が主担当、
メンテナンス、力仕事関係は夫が主担当、
それ以外は共同作業が多いのがわかりました。
ただ、どの項目もきれいに分けられないこともわかりました。
共働きですので、妻が帰りが遅い時は夫が食事を準備したり、
夫が帰りが遅い時には、洗い物やお風呂など力仕事も含め全部妻が担当していたり、
学校関係でも協力して対応をやりくりしているのが実体です。
また、家事項目数と所用時間は比例しません。
家事項目としてはただ一つとして数えられますが、所要時間が日々の生活の中では結構長いものがあります。
そこまで見える化するのは大変ですが、今回はあくまでも家事項目で分析した側面であることも忘れてはいけません。
主担当の項目は今回整理した通りですが、
いざという時、担当の替えが効くくらい、双方が相手の家事項目を把握しているのがうまくやっていく秘訣
とも思いました。
主担当はいるものの、片方に任せきりになるのではなく、家事は全部、夫婦の共同作業と認識したうえで、
夫婦がお互いの家事分担に対して、日々感謝の気持ちをもって臨めば、万事うまくいくでしょう。
今回、家事分担を伝えるために初めてこのYietoというアプリを使いましたが、
夫婦で家事項目の棚卸しができて、
見える化して、
さらに改善を手助けるもできる
素晴らしいアプリです。
共働きでもそうでなくても、
夫婦で家事について考えてみるきっかけとしてもとてもいいツールですので、
一回試してみることをオススメします。
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