こんにちは、外国籍の共働き夫婦こと「ともがい」です。
政策金利が上昇したとはいえ、日本のメガバンクの銀行金利は0.2%です。
メガバンク銀行に大金を預けても、引き出しまで手数料がかかるところもあります。
日本の銀行に預けるだけで、損な気分になりませんか?
そこで、FX スワップ投資を紹介したいと思います。
ともがいはトルコリラを330LOT保有しており、
下図の通り、2025年4月のスワップは一週間で約8.8万円でした。年間は52週で457.6万円(税前)を見込めます。

ここでは至近の円高基調を踏まえ、トルコリラ🇹🇷投資の魅力とリスクをバランスよく伝えたいと思います。
なお、本記事は投資助言ではなく、よくリスクを理解した上で自己責任にて投資判断のほど、よろしくお願いします。
そもそもスワップとは何か


スワップとは、2つの異なる通貨を交換するときに、両国の金利差調整分のことを指します。
高金利の国の通貨を買って低金利の国の通貨を売った場合に、その金利差分をスワップとして受け取ることができるというものです。
例えば、上図のとおり、日本は2025年現在、政策金利は0.50%です。
これに対して、トルコは42.5%です。
この金利差(42%)がスワップであり、
日本円でトルコリラを買うとその金利差、為替差益がどうであれ、スワップをもらえます。
トルコリラ投資の魅力
高スワップの恩恵
本来FXは為替差損で短期的に儲けているイメージがありますが、先ほど説明した通り、スワップは買って保有しているだけで利益が期待できます。
スワップの42% は日本の銀行金利である0.2%の210倍です!
スワップは毎日口座に入金されますので、預けたら長期保有で放置すればいいだけです。
トルコの政策金利の推移は下図の通り、メキシコペソなど他の通貨ペアの中でもダントツで高いスワップが期待できます。

現状のままの政策金利が続けば、1000万円を預けたら年間スワップ420万円をもらえ、そのスワップ分も後述の買い方をしていけば、2年でほぼ元本回収できる大きなチャンスです。
円高基調で史上最安値
トルコリラは史上最安値を更新中です。
2025年4月現在で、1トルコリラ=3.7円
1LOT=10,000トルコリラが3.7万円で買えます。
他の為替ペアよりも買いやすく、今後も円高基調の中、史上最安値レベルでポジションを増やす絶好のチャンスでもあります。
投資にはリスクが付き物、次にスワップ投資の注意点も認識しておきましょう。
スワップ投資の注意点
為替レートの低下
スワップ投資の最大リスクは購入した後、為替レートが下がり続けることです。
為替評価損>スワップ益
となることです。
例えば、毎年200万円のスワップ益があっても、保有している通貨の価値が1000万円から500万円になっていたら大損ということです。
その国自体がデフォルトしたり、何かの原因でその国の通貨の価値がなくなったり、大きく毀損することがリスクになります。

トルコリラの為替は上図のとおり、ずっと下がっています。
だから金利が高い面もありますが、これが今後も下がっていくかもしれません。
どんなにスワップが高くても、為替の下落に負けてしまっては元もこうもありません。
政策金利の引き下げ
スワップ投資のもう一つのリスクは、政府金利が下がり続け、日本との金利差がなくなるもしくは逆転することです。
現在は42%の金利差があっても、これからもずっと継続すると限りません。
金利差が変わることも勘案して投資戦略を練る必要があります。
ともがいの戦略
スワップ投資の魅力とリスクを認識したところで、それぞれのリスクをどう回避しながら投資をするか、ともがいの戦略をご紹介します。
為替レートの低下
トルコリラの過去の為替レート推移をみると、為替レートが半額になるペースが年々早まっているものの、一度も2年以内に半減したことはありません。
そこから、現在の為替約4円が2年後に2円になる最悪ケースを想定します。2年後に為替が半額(50%)になっても、その間に政策金利差がかわらなければ、年間スワップは42%相当しますので、2年なら84%は貯まる計算となり、為替レートの低下よりもスワップが貯まるスピードが速いと判ります。
しかしながら、2年の間、政策金利が維持される保証はありません。
政策金利の引き下げ
トルコの政策金利は上図の政策金利の推移の通り、もともとの9%から50%まで上昇させるのに2年もかけて断続的に引き上げました。
政策金利の上昇はトルコのインフレ、中央銀行の独立性や世界金融市場の影響など複数の要因が絡んでおり、予想は難しいが、本来急激に変わるものではありません。
それでも金利引き下げは引き上げ時と同様に、急激に実施する最悪の場合を想定して、2年間で元の9%へ政策金利が引き下げられるものと考えられます。
シミュレーション
上記の2点の最悪シナリオが起こった場合のシミュレーションをすると下記のとおりです。

計算しやすいように100万円の投資金額で、為替は1トルコリラ=4円から、レバレッジが1.5倍で投資をはじめ、毎月のスワップをさらに再投資した場合としました。
結果、2年後にたとえ為替が2円/トルコリラに、スワップレートが9円(政策金利が9%相当)になったとしても、この間に得られるスワップは92万円とほぼ元本を回収したうえに、レバレッジは1倍以下と絶対安全圏をキープしていると判ります。
ちなみに現金支出したのは当初の100万円のみ。年利約15%です。
2年を過ぎた以降に、為替がどう動くかはわかりませんが、少なくとも月間2.5万円、年間30万円の無限貯金箱が完成するということになります。
なお、上記はあくまでもこれまでのトルコリラの推移の最悪ケースをもとにしており、実際には上記よりももっと利益が期待できると考えています。
期待利益とレバレッジ
ともがいは1000万の余剰資金を投入していますので、上記シミュレーションのちょうど10倍です。
2年後に837LOT、毎月25万円、毎年300万円のスワップを期待しています。
上記の試算でレバレッジについて触れました。レバレッジとは少ない資金で多くの通貨量を買える利点がありますが、レバレッジが高いほど、為替レートが急落した時の損失が膨み、FX会社は強制決済する(ロスカット)可能性が高くなります。
トルコリラは時々急落することから、レバレッジを1.5倍にしておけば、ロスカットの為替レートは1.5円と2年後想定の2円を大きく下回ります。
結果的にロスカットされることなく、より安全な投資法と考えています。
どのFX会社がいいか
スワップ投資をする場合、運用するFX会社がキーとなります。FX会社によってスワップポイントのレート、スワップ受け取りの仕組みが結構違いがあるからです。
どのFX会社がいいか、ネットで調べてみたら、たくさん比較が出ていると思います。
FX会社選びには長期的な目線で評価した方がいいでしょう。
これから始める方は是非よく調べてみてください。
ともがいがオススメするのは下記の3社です。
1.みんなのFX
ともがいは投資当時からここを使っています。特徴は上乗せキャンペーンがあり、その場合はダントツでスワップレートが最強です。25年4月からはライトモードを搭載し、通常38円のスワップがいまだけ55円と大盤振る舞いです。ただ、通常時のスワップは他業者に劣る場合もあります。タイミングと投資額次第で考えたらいいと思います。
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2. LIGHT FX
ここは↑のみんなのFXと同じトレーダーズ証券ですが、キャンペーンなしでもスワップレートがいいのが特徴です。みんなのFXと同じくトレーダーズ証券であり、特徴としてはポジションを決裁しなくとも、スワップだけを受け取ることが可能です。FX会社によってはこの機能が搭載されておらず、ポジションを決裁しないとスワップを受け取れないところもあります。その場合上記シミュレーションの運用が難しくなりますので、そういう意味でもトレーダーズ証券の2社はおススメです。
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ここも安定してスワップレートがいいです。ともがいは使っていませんが、スワップではいつもランキング上位になっており、羨ましい限りです。
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何せ長期ですので、この辺を押さえておいたら間違いありません。
長期的にスワップレートを高いレベルで維持できるFX会社を選ぶようにしたらいいでしょう。
まとめ
最後に、トルコリラのスワップ投資の条件を下記の通り整理します。
- 余剰資金であること。
- レバレッジは1.5倍程度とすること。
- FX会社は厳選すること。
ロスカットしなければ、半永久的にスワップが入ります。
レバレッジを低くして、為替レートで一喜一憂せずに投資続けられるようにするのが大切です。
ともがいはトルコリラに関してはレバレッジ1.5倍を推奨しますが、リスクをもう少し負える方であれば、レバレッジ2倍で運用するのも、現在の為替レートレベルだと合理的かもしれません。
決められた投資ルールを守り、リスクを限定しながら、毎年スワップをもらっていけたらと思います。
また、ともがいはメキシコペソでも同様に投資をしており、よかったらこちらも読んでみてください。
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