これまで2回に分けて、紹介してきたマンション購入記
今回で最終編です。
急遽必要性に迫られ、家探しを始めたともがいは
お金の試算を通して、マンション購入することを決意したわけですが、
数あるマンションの中、夫婦の意見をすり合わせするのも一苦労です。
家選びで、こんな経験はないでしょうか。
妻の方が内観して気に入っているが、一緒にいた夫がまったく乗り気ではなかった。
お互いのこだわりポイントがずれていたということはありませんか。
マンション購入は人生最大の買い物、
買い物では支払いするのは一瞬でも、商品を選び、比較するほうがずっと時間がかかります。
家を買うのも同じです。
ただ、人生最大な買い物なのに、
必要性に迫られているともがいは早く決めなければいけません。
悠長に家探しをしている余裕などはありませんでした。
最終編では1ヶ月でマンション購入を終えた、
マンションの選び方、夫婦の意見の合わせ方をご紹介します。
最終ハードル
購入で最終的なハードルは購入手続きではありません。
そういう事務手続きは決まり事であり、不動産屋さんが丁寧に案内してくれます。
それよりも数あるマンションの中から夫婦が納得する1か所を選ぶの方がずっーーと至難の技です。
特に人生最大の買い物であり、夫婦それぞれこだわりがありますので、
意見の対立もしばしば、
場合によってはそれによりマンション購入のタイミングがどんどん遅れていくこともあるでしょう。
マンション購入の最終ハードルは
夫婦の意見統一なのです。
お互い自分のこだわりをただ述べていると、議論が発散してしまいます。
どこかに不満を残し、納得いかない選択を人生最大の買い物でしたくないものです。
そこで、無理に歩み寄りをすることもなく、
夫婦の意見を反映しながら
家選びを迅速にサポートしてくれる方法があるに気が付きました。
感情的ではなく論理的に
ともがいは短期に夫婦の意思統一を図るために、
下記のマトリックス評価を利用しました。
こだわりを条件に整理
まずは、お互いのこだわりの条件を全部洗いだしました。
南向きがいい、角部屋がいい、便利なところがいいとかいろいろな条件を洗い出し、
それを居住空間、周辺環境、経済性の３つのカテゴリーに分類
さらに、いくつかの評価項目に整理しました。
上記はあくまでも例です。それぞれのご家庭で自分たちに合った条件付けをすればいいです。
基準の設定
次に、各項目に対し、どんな条件なら満足なのか、どんな条件なら受け入れ可能なのか、
どんな条件で絶対却下なのか、それを基準として書き入れていきます。
配点の設定
最後に、評価配点を決めて行きます。
ここが一番重要な作業ですが、
必ずしも夫婦が同じ配点をする必要がありません。
こだわりにより夫婦それぞれの配点が違ってくるのが当然です。
上図の例でいいますと、
夫は設備にこだわりがあるが、妻は内装色にこだわりがあります。
カテゴリーとしても周辺環境をより重要視しているのが妻であり、
経済性を重要視しているのが夫です。
夫婦でこのように違いがあるというのは、この配点作業ではじめて見える化できるのです。
注意したいのは、
配点は夫婦で違っていても、合計は100点に合わせることです。
ここまでくれば、
感情的に評価するのではなく、冷静に客観的にデジタルに評価できるようになります。
ともがいの実例
ともがいはこのマトリックスで、内覧したマンションを評価していきました。
条件とこだわりを整理でき、不動産屋さんと確認するポイントも決まってきています。
そして、夫婦で感情的に言い争うことも減り、時間を有効活用できました。
結果的に、上記のマンションAのように、
お互いのこだわりを完璧に満たせるマンションは絶対ないが、
お互いのこだわりを高得点で満たしてくれるマンションを納得いく形で選ぶことができました。
感情的にではなく、得点で論理的に選べたので、
今になっても自分たちの選択は正しかったと納得しています。
ほかでも活用できるマトリックス評価表
このマトリックス評価表は家選びだけでなく、仕事探しなど、
決断を迫られた時の論理的な解決ツールとして活用できます。
評価する要素を洗い出し、それぞれの評価項目に対し、自分のこだわりを反映した配点をしていく。
それだけで頭の中で考えるよりも整理され、あとから見てもどう評価したのかわかるので、
納得するのではないでしょうか。
上記の例のフォーマットを共有いたしますので、使い方はダウンロードしてご活用ください。
家探しのマトリックス評価 | ともがい 共働き外人夫婦のブログ (tomogai22.com)
まとめ
だれでも長い人生で家探しをする時が出てきます。
賃貸でもいいですし、買ってもいいです。
夫婦でどこに重きに置くのか、どのような生活を目指すのか
それにより千差万別です。
共働き夫婦のともがいのマンション購入経験を3回にわけてシェアすることで
どこかに人生のヒントを与えられたらうれしいです。
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