【第8回】資産1.4億円でも暴落は怖い…円高・株安時に片方FIREできるのか本気で計算してみた

FIRE
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資産1.4億円でも、暴落は怖い。

円高・株安・高金利通貨暴落が同時に来たら、我が家のFIRE計画はどうなるのか本気で計算してみた

こんにちは、ともがいです。

最近は資産形成もかなり進み、

  • 金融資産 約1.4億円
  • 共働き夫婦
  • 年間インカム 約700万円
  • FIRE視野

という状態になってきました。

数年前の自分から見れば、
かなり恵まれた状況だと思います。

でも、資産が増えれば増えるほど、
逆に強くなる感情があります。

それは、

「もし今、暴落が来たら?」

という不安です。

しかも怖いのは、
単なる株価下落ではありません。

日本人投資家に本当に効くのは、

  • 米国株暴落
  • 円高
  • 高金利通貨急落

の同時発生。

つまり、

“円安で増えた資産が、一気に逆回転する世界”

です。

今回は、

「もし今、リーマン級+円高が来たら我が家はどうなるのか」

をかなりリアルに計算してみました。

すると、

思った以上に耐えられる部分と、
想像以上に危険な部分

の両方が見えてきました。

現在の我が家の資産構成

2026年現在、
金融資産は約1.4億円。

ざっくり分けるとこんな感じです。

資産金額
米国株・オルカン等(コモディティ・債券・仮想通貨含む)5000万円
高配当資産(日本株・世界のベスト等)1200万円
高スワップFX3000万円
現金4200万円
確定拠出年金600万円
合計1.4億円

以前よりも現金比率をかなり高めています。

これには理由があります。

それは、

「暴落時に生き残るため」

です。

今回想定した「地獄シナリオ」

かなり厳しめに、
以下を同時想定しました。

項目想定
S&P500▲40%
オルカン▲35%
ドル円160円 → 110円
トルコリラ▲50%
メキシコペソ▲30%
日本株▲20%
世界同時景気後退発生

正直、
書いているだけで嫌になります。

でも過去を見れば、
実際に起きてもおかしくない。

  • リーマンショック
  • コロナショック
  • アジア通貨危機
  • 急激な円高局面

これらを組み合わせると、
十分あり得る話です。

日本人投資家は「二重被弾」する

例えば今、

  • ドル円160円
  • 100ドルのETF

なら、

100 × 160 = 1万6000円

です。

しかし、

  • ETF価格▲35%
  • ドル円110円

になると、

65 × 110 = 7150円

になります。

つまり、

円換算では約55%減。

これが本当に怖い。

日本人が米国株投資で見落としがちな部分です。

実際のシミュレーション結果

① 米国株・オルカン等 5000万円

円高と株安を合わせ、
円建てで約▲50%近いダメージを想定。

すると、

5000万円 → 約2500万円

で、

▲2500万円。

② 高配当資産 1200万円

日本株や世界のベストなど。

ここは比較的耐えるものの、
景気悪化で下落。

今回は▲25%で想定。

すると、

1200万円 → 900万円

で、

▲300万円。

③ 高スワップFX 3000万円

ここがかなり怖い。

危機時は、

  • 高金利通貨暴落
  • スワップ低下
  • ボラティリティ急増

が同時発生します。

今回は▲40%想定。

すると、

3000万円 → 1800万円

で、

▲1200万円。

④ 現金 4200万円

これはそのまま。

つまり、

暴落時の最大防御力。

正直、
最近かなり現金の重要性を感じています。

暴落時は、
リターンよりも、

「眠れること」

の価値が大きい。

⑤ 確定拠出年金 600万円

長期資産なので売却しない前提。

ただし時価は当然下落。

今回は▲35%。

すると、

600万円 → 390万円

で、

▲210万円。

合計すると

資産暴落前暴落後
米国株・オルカン等5000万2500万
高配当資産1200万900万
高スワップFX3000万1800万
現金4200万4200万
確定拠出年金600万390万
合計1.4億9790万

つまり、

約4200万円減。

数字としてはかなり大きい。
ただ、現金比率が高いため、
耐久力は意外とあるとわかりました。

本当に重要なのは、

「暴落後でもキャッシュフローが回るか」

です。

つまり、

  • 毎年いくら必要か
  • どこまで支出を下げられるか
  • 資産をどれくらい取り崩すか

ここ。

まず「使える資産」を整理する

今回の暴落後資産9790万円のうち、

FX1800万円と確定拠出年金390万円は、
すぐには使えません。

なので実際に生活へ使える資産は、

約7600万円。

ここから考えます。

4%ルールで考えると

よくFIREで言われる、

「4%ルール」

を適用すると、

7600万円 × 4%

で、

年間約304万円。

つまり、
理論上は毎年304万円を取り崩しても、
長期維持できる可能性が高い。

頼みの「インカム」はどうなる⁉︎

現在の年間インカムは、

収入源年間
FXスワップ約600万円
高配当約50万円
世界のベスト分配金約50万円
合計約700万円

ここが大きい。

つまり、

「資産を売らなくても現金が入る」

状態。

これは暴落時、
かなり精神的支えになります。

ただし、危機時はインカムも減る

ここは重要。

暴落時には、

  • スワップ低下
  • 減配
  • 分配金減少

も普通に起きます。

かなり厳しめに見ると、

収入源平時暴落時
FXスワップ600万300万
高配当50万35万
世界のベスト50万25万
合計700万360万

つまり、

インカム半減。

それでも、
ゼロにならないのは大きい。

片方FIREはできる?

上記のシミュレーションから

  • 4%ルール取り崩し:約304万円
  • 暴落後インカム:約360万円

を合わせると、

年間約664万円。

これはかなり大きい。

「それでも生活できるのか」

ここが一番重要。

現在の我が家は、

教育費や旅行込みで、
年間支出はそれなりにあります。

ただし、
暴落時は当然モードを変えます。

例えば、

  • 海外旅行停止
  • ホテルグレード見直し
  • 外食頻度減少
  • 車買い替え延期
  • 投資追加停止
  • 娯楽費圧縮

など。

つまり、

「平時モード」から「防衛モード」へ移行

します。

すると意外と見えてくる

支出をかなり現実的に見直すと、

年600万円前後

なら、
十分現実的なラインに見えてきました。

つまり、

  • 4%ルール取り崩し
  • 暴落後インカム
  • 支出抑制

を組み合わせれば、

「片方FIRE」はまだ維持可能性がある

という結論。

もちろん、楽観はできない

ただし、
これはかなりギリギリでもあります。

特に怖いのは、

  • 高スワップ低下継続
  • 教育費増加
  • 医療費
  • 長期停滞
  • 想定以上の円高

です。

そして何より、

メンタル。

資産が数千万円単位で減った状態で、
平常心を維持できるか。

ここは実際に経験しないと分からない。

今回一番感じたこと

以前の私は、

  • 資産額
  • 年利
  • FIREライン

ばかり見ていました。

でも今回、
かなり強く思ったのは、

本当に大事なのは「耐久力」

だということ。

つまり、

  • 暴落時に眠れるか
  • 家族が不安にならないか
  • 資産を売らずに耐えられるか
  • 平常心を維持できるか

です。

特に怖いのは「毎日数百万円減ること」

実際の暴落は、
数字以上にメンタルにきます。

例えば、

  • 1日で▲300万円
  • 翌日さらに▲200万円
  • 円高進行
  • SNS悲観一色

になると、

たぶん多くの人は、

「もう全部売りたい」

となる。

でも、
そこで退場しないことが重要。

だから最近考え方が変わった

以前は、

「最速FIRE」

を目指していました。

でも今は違います。

最近思うのは、

「壊れないFIRE」

の方が大事。

多少遠回りでも、

  • 現金
  • 分散
  • インカム
  • 支出調整力
  • 働こうと思えば働ける状態

を持っておく。

暴落時に生き残れる方が、
最終的には強い。

最後に

資産形成をしていると、
どうしても「増やすこと」に意識が向きます。

でも本当に重要なのは、

“減った時に耐えられるか”

なのかもしれません。

暴落は怖い。

円高も怖い。

高金利通貨も、
永遠に安全ではない。

それでも、

  • 働く力
  • 家族
  • キャッシュフロー
  • 支出調整力

があれば、
人は意外と耐えられる。

今回のシミュレーションは、

「資産額」ではなく、

“自分の耐久力”

を確認する作業でした。

そしてたぶん、
FIREで一番大事なのは、

「どれだけ増やしたか」

ではなく、

「暴落でも退場しないこと」

なのだと思います。


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